今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【文庫本逍遥③】創元推理文庫/創元SF文庫その2
 これは【文庫本逍遥③】創元推理文庫/創元SF文庫その1のつづきです。

 今回は本体について見ていきたいと思います。


 ①~⑤は「その1」と同じです。

①1959年6月20日 初版
 1982年3月26日 83版
 創元推理文庫
 アガサ・クリスチィ/堀田善衞訳
 『ABC殺人事件』
 定価340円

②1973年3月30日 初版
 1992年4月10日 21版
 創元推理文庫〔Mア 1 7〕
 ウィリアム・アイリッシュ/村上博基訳
 『アイリッシュ短編集3 裏窓』
 定価550円(本体534円)

③1989年4月21日 初版
 1993年3月5日 6版
 創元SF文庫〔SFテ 1 1〕
 フィリップ・K・ディック/寺地五一・高木直二訳
 『去年を待ちながら』
 定価630円(本体612円)

④2002年3月15日 初版
 創元推理文庫〔Fマ 5 2〕
 リチャード・マシスン/尾之上浩司訳
 『ある日どこかで』
 定価(本体980円+税)

⑤1999年3月19日 初版
 2003年9月5日 29版
 創元推理文庫〔Mぬ 1 1〕
 貫井徳郎
 『慟哭』
 定価(本体720円+税)


<本体>
 本体の4ページ目に英語によるタイトル&著者名の表記があります。翻訳作品ではほとんどの場合、本文の始まる前か奥付に、こうしたクレジット表記がありますね。
 創元推理文庫でユニークなのは、日本人作家の著作にも英語のタイトル&著者名表記があること。
 ⑤は“He Wailed”と英語に翻訳したタイトルがついています。でも、『ななつのこ』は“NANATU NO KO”とローマ字表記です(笑)。


 次に本体の字数と行数を列挙しましょう。

①43字×18行
②43字×18行
③42字×18行
④42字×18行
⑤42字×18行

 ほとんど変わっていないですね。⑤は日本文学ですが、組み方は同じです。
 ①・②は文字サイズが小さいのが明らかですが、③~⑤でも微妙に大きくなっただけ。

 フォントもそんなに変わりません。⑤はやや「大柄」です。同じ日本文学の『ななつのこ』とフォントが微妙に違います。『ななつのこ』のほうがフォントが柔らかい。
 作風によって使い分けているのかな、と思ったら、『ななつのこ』と③のフォントは同じでした。

 これらの中では、③が文字サイズ・フォントともにとても読みやすい。
 ④や⑤も、やや「大柄」とはいえ、新潮文庫に比べると読みやすいです。



<そのほか>
 先ほど、翻訳作品の「著者紹介」がないと書きましたが、それを補うためか、創元推理文庫は訳者あとがきや解説が充実していますね。ここを読めば、作品ばかりでなく作者についても多く知ることができます。
 上に挙げた中では、④がボリュームたっぷりです。訳者あとがきに加え、作家の瀬名秀明さんによる20ページもの解説が写真つきで収められています。


 あと、奥付には今でも「検印廃止」と書かれています。伝統を重んじている感じで好きですね。



 伝統を重んじているのは、同社の苦い歴史を忘れないがため、なのかもしれません。
 同社HPによると、東京創元社は2回倒産しています。
 関西の創元社の東京支社を別会社化して、同名の「創元社」が発足したのが1948年。
 その6年後の1954年に一度目の倒産に見舞われます。
 このときはすぐ直後に「東京創元社」として再建してますから、大きな痛手はなかったのかもしれません。
 内外の文学を精力的に出版しますが、7年後の1961年に再び倒産します。
 今度は4か月後に「東京創元新社」として再建、1970年に社名を「東京創元社」に戻して今に至ります。

 出版社は小規模でも経営できますが(「ハリー・ポッター」シリーズの静山社が良い例)、商品そのものは薄利多売で、当たれば大きいものの(静山社が良い例)、当たらなければ経営はすぐ立ち行かなくなる。
 近いところでも、中央公論社が倒産し、読売新聞の傘下に入って中央公論新社として再建しました。老舗の中堅出版社である中央公論社が潰れたのにはビックリしましたね。
 ほかにも有象無象の出版社が生まれては消えていますが、文庫本は薄利多売の典型であると同時に出版社のステータスでもあると思います。
 言うなれば、「大手出版社」である証が文庫本。それを出している会社が潰れるのは、「出版不況」を如実に表しているといえるかもしれません。



 個人史をたどれば、①は中学生のころに買ったものです。このころはアガサ・クリスティ作品をよく読んでいましたが、ハヤカワ文庫の作品を読むことが多く、創元推理文庫はあまり買いませんでした。
 創元推理文庫とハヤカワ文庫とは、出版物の傾向で競合しています。僕はクリスティさんにしろディックさんにしろ、かつては「ハヤカワ派」でしたから(大学の就職活動でも早川書房に書類を送りましたし)、古い創元推理文庫はほとんど持っていないのです。

 一方、現在の僕の中では、両社の地位が逆転しています。とくにフォントの読みやすさでは創元推理文庫のほうがずっと好きです。
 ディックさんやギャリコさんの未訳作品の翻訳出版においても、東京創元社にずっと好感が持てますね。ハヤカワ文庫SFが出すこのところのディック作品は、たとえば『ペイチェック』のような既訳短篇のお手軽アンソロジーや、映画公開に際して翻訳権を買い取った『暗闇のスキャナー(スキャナー・ダークリー)』など、「これってどうなの?」と感じるものが多いのです。
 ま、一方で、クリストファー・プリーストさんの『奇術師』(ハヤカワ文庫FT)のヒット&映画化に乗じて、創元SF文庫がプリーストさんの『逆転世界』を再版する、といったこともおこなわれているので、どっちもどっちですね(笑)。



 ギャリコ作品を含め、また上で触れた本を含め、創元推理文庫には未読の作品がいろいろあります。
 (ま、創元推理文庫に限らないのですが。)(笑)
 興味をそそられる作品が多くて、創元推理文庫の棚は見て歩くのが楽しいです。
 (見て歩かないで読みなさい、オレ。)(笑)


 その中に、今の時期を逸すると、来年のこの時期まで読むのを待たなければならない、という一種の「季節もの」があります。別に、いつ読んでもいいっちゃいいのですが、読むシーズンが作品のシーズンとずれると、おもしろさが殺がれることがあります。
 これをどうしても今週中に読んでしまいたい。
 ブログの更新が滞るかもしれませんがご了承を。


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この記事に対するコメント

今回もおもしろく読ませてもらいました。
長い付き合いの文庫ですが、こんな風に真正面から文庫自体と向き合ったことがなかったので、新鮮でした。
発見もありました。
ありがとうございました。

俺としては、創元推理文庫の時期購入予定に、ギャリコさんの「マチルダ」やエドモント・ハミルトンの「キャプテンフューチャー」シリーズがあります。
フューチャーシリーズは早川版を持っているのですが、だいぶぼろくなってきたので新たに買い揃えようと思って。
他にも未読が多数あるので俺も創元の棚を見て歩くのが楽しいですw。
【2005/12/15 17:37】 URL | リサガス #- [ 編集]


リサガスさん、こんばんは。
「マチルダ」は手元にあるのですが、まだ読んでいなくて…。
それと、「トマシーナ」は昔、角川文庫版を持っていたのですが、札幌に戻ったとき、兄のところに大量に置いてきた中に入っていました。なので創元推理文庫版を買いなおしたのですが、角川文庫版は誰の翻訳でしたっけ…?

創元文庫はタイトルのつけ方もうまいんじゃないかな。背表紙を見るだけで興味がわきます。
【2005/12/15 22:38】 URL | きゅれん #- [ 編集]


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