今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【文庫本逍遥③】創元推理文庫/創元SF文庫その1
 現在読んでいるのが、創元推理文庫です――と書きかけたのですが、時間が空いてしまい、読み途中でほかの文庫に移ってしまいました(笑)。近いうちにまた手に取ります。

 創元推理文庫は、その名のとおり推理小説、とくに海外の推理小説の翻訳出版が多い文庫シリーズですね。
 何でも、日本で初のミステリ専門文庫だそうです(東京創元社HPより)。
 1991年に、創元推理文庫のSF部門を「創元SF文庫」と改称して今日に至ります。

 ここではその「創元推理文庫」と「創元SF文庫」を取り上げますが、いちいち区別するのは煩雑になるので、便宜的に「創元推理文庫」と統一して呼ぶことにします。
 東京創元社の文庫ではほかに「創元ノヴェルズ」「創元ライブラリ」「創元コンテンポラリ」の各シリーズがありますが、いずれも手元に持ち合わせていないので割愛致します。


 今回はこの5冊を持ってきました。

①1959年6月20日 初版
 1982年3月26日 83版
 創元推理文庫
 アガサ・クリスチィ/堀田善衞訳
 『ABC殺人事件』
 定価340円

②1973年3月30日 初版
 1992年4月10日 21版
 創元推理文庫〔Mア 1 7〕
 ウィリアム・アイリッシュ/村上博基訳
 『アイリッシュ短編集3 裏窓』
 定価550円(本体534円)

③1989年4月21日 初版
 1993年3月5日 6版
 創元SF文庫〔SFテ 1 1〕
 フィリップ・K・ディック/寺地五一・高木直二訳
 『去年を待ちながら』
 定価630円(本体612円)

④2002年3月15日 初版
 創元推理文庫〔Fマ 5 2〕
 リチャード・マシスン/尾之上浩司訳
 『ある日どこかで』
 定価(本体980円+税)

⑤1999年3月19日 初版
 2003年9月5日 29版
 創元推理文庫〔Mぬ 1 1〕
 貫井徳郎
 『慟哭』
 定価(本体720円+税)


<背表紙>
 ①は、書名(明朝体)、著者名(明朝体・小文字)、「ジャンルマーク」と呼べるようなマーク、「創元推理文庫」の文字(明朝体)、著者番号(この場合「一〇五」)、著作数(この場合「14」)、定価(この場合「340」)の順に表記されています。

 特徴的なのがジャンルマークですね。
 ①には、帽子をかぶった人物の横顔に白抜きで「?」が描かれています。巻末の目録によると、これは「本格推理」を表しています。
 ほか、黒猫のマークは「スリラー、サスペンス」と「国際スパイ」、懐中時計のマークは「法廷物、倒叙、その他」、ピストルのマークは「ハード・ボイルド、警察小説」、帆船のマークは「怪奇と冒険」、といった具合です。
 目録には載っていませんが、SFは「SF」というマークです。

 こうしたマークのおかげで、見るとすぐ「創元推理文庫だ」とわかるし、作品のジャンルまで知ることができるので良かったです。
 これがなければ、この当時の角川文庫や新潮文庫とかなり似かよっていたのではないでしょうか。

 ①の時代は、背表紙の色も数種類ありましたが、ジャンル別に分けられているのではなく、著者別に分けられていたようです。


 ②以降は現在発行されているスタイルの装丁になっています。
 ②は上から、書名(上に同じ)、著者名(上に同じ)、「Mア 1 7」、「120 05」、「550」となっています。
 「Mア 1 7」は、これが創元推理文庫〔M〕であり、アイリッシュさんが「ア」で始まる外国人著者のうち1番目で、その7冊目の刊行物、という意味でしょう。先に取り上げた文春文庫や新潮文庫と分類方法は同じですね。「M」は「ミステリ」と思われます。
 残念なことに、上記の「ジャンルマーク」は使われなくなりました。
 「120 05」は、前が東京創元社の通しの著者番号だと思われますが、確かではありません。この番号を残しているあたりに、創元推理文庫の伝統を感じます。
 後ろの「05」は著作数と思われますが、上の「7」と数字が合いません。「05」は絶版本などを省いているのでしょうか。
 最後の「550」は定価です。この当時は消費税込の価格表示になっています。

 ③~⑤もこれとほぼ同じです。
 ③は「SF」です。
 ④は「F]です。「ファンタジー」の意味だと思われます。
 また、最下段の価格は、④・⑤の場合「本体」の文字が付け加えられています。つまり、「税抜き」の価格表示です。


 「SF」「F」「M」といったアルファベット表記のほか、背表紙の色でもジャンル分けされています。
 推理文庫の「F」は灰色
 SF文庫は淡い紫
 推理文庫の「M」は、日本人作家はクリーム色というか琥珀(アンバー)色です。
 推理文庫の「M」の外国人作家の場合、黄緑(ポール・ギャリコ『幽霊が多すぎる』など)、薄い黄緑(②)、ピンク(ミネット・ウォルターズ『氷の家』など)、薄い赤茶(ロバート・ゴダード『惜別の賦』など)、青ねず色(ヒラリー・ウォー『失踪当時の服装は』など)、「F」とほぼ同じ灰色(ジェームズ・ヤッフェ『ママ、手紙を書く』など)と、複数の色の背表紙があります。ジャンル別に分けられているのかはよくわかりません。


 背表紙の色分けそのものはいいのですが、ここに困った事例が(笑)。

 リサガスさんが本を立てて並べていらっしゃったら、すぐ気づくと思われます(笑)。

 そう、ポール・ギャリコさんの本ですね。

 創元推理文庫から出ているギャリコさんの本は、『幽霊が多すぎる』『マチルダ』『われらが英雄スクラッフィ』『トマシーナ』の4冊ですが、このうち前の3冊が「M」の黄緑で、『トマシーナ』だけ「F」の灰色です。
 なので、同じ作家の同じ出版社の文庫本なのに、背表紙の色が違う、という困った事態になっています(笑)。
 たぶん、ギャリコさんご本人は「ジャンル分け」というものに興味を持っていなかったと思いますし、僕も、『トマシーナ』が「F」=ファンタジーなら『マチルダ』も『スクラッフィ』も「F」でいいんじゃないか、という気がします(笑)。ここは統一してほしかった(笑)。
 いや、ここはぜひ東京創元社さんに気合を入れてもらって、「ポール・ギャリコ文庫」を創設してほしいですね(笑)。



 背表紙についてまとめると、最下段の「本体XXX」のあたりを見なければ、創元推理文庫の背表紙は新潮文庫によく似ています。ブックオフでもときどき新潮文庫の棚に紛れ込んでいます。発見すると切なくなります(笑)。区別する意味でも、「ジャンルマーク」の復活を望みたい(笑)。



<裏表紙>
 ①の時代は裏表紙に作品紹介がありません。今はたいていの文庫本の裏表紙に作品紹介が書かれていますので、新鮮な途惑いがあります(笑)。
 中央に創元推理文庫のマークがあります。このマークは現在に至るまで使われています。

 ②以降はほぼ同じデザインです。
 左上に2つのバーコード(書籍JANコード)があります。
 右上に上からISBN、「C」で始まる分類コードと「P」ないし「¥もどき」で始まる定価コード、定価、があります。
 定価表示は上に書いたとおりで、消費税3%時代は「定価XXX円(本体XXX円)」、5%になってから「定価(本体XXX円+税)」と表記するようになったのでしょう。
 ただ、現在のこの表記法は、出版者・書店にとっては楽でしょうが、買う側はちょっと困りますね。いちいち頭の中で消費税分を計算して上乗せしなければなりません。


 中央に作品紹介(あとで詳しく)、その下に創元推理文庫のマーク(創元SF文庫はそのマーク)があります。
 ②のみ、作品紹介の上下に罫線が引かれていますが、この時期の推理文庫すべてにそうなっているのか、それとも「ウィリアム・アイリッシュ短編集」のみそうなのかはわかりません。

 これらのデザインはシンプルで必要十分だと感じます。



<カバー>
 上記以外に、カバーについて見て取れることを少々。

 表紙をめくってすぐ右側の、カバーを折り込んだ部分の表記には3つのケースがあります。
 一つは作品の登場人物が書かれている場合。このケースが一番多い。
 二つ目は同じ作者の著書目録が書かれている場合。②はこれです。短編集なので、登場人物紹介は書けません。
 三つ目は何も書かれていない場合。
 いずれも、カバーデザインやカバーイラストの担当者名が最下段にあります。

 カバーの裏表紙を折り込んだ部分は、同じ作者の著作目録か、同一傾向の作者の著作目録が書かれているケースが多く、まれに何も書かれていません(③)。



<著者紹介>
 奥付には、翻訳書の①~④では「訳者紹介」があり、日本人作家の作品の⑤では「著者紹介」があります。
 上で書いた、カバーの折り込み部分も併せて気づいたのですが、創元推理文庫の翻訳作品には「著者紹介」がないんですね。


 たとえば文春文庫と比較すると、文春文庫ではカバーの表紙の折り込み部分に「著者紹介」(及び翻訳作品なら「訳者紹介」も)があります。新潮文庫や講談社文庫も同じです。
 また、扶桑社ミステリー文庫や集英社文庫では、カバーの裏表紙の折り込み部分に「著者紹介」が記載されています。
 河出文庫ではカバーの裏表紙に「著者紹介」があります。このように、カバー周りに著者紹介が書かれているケースが多いですね。いずれも、日本人作家・外国人作家に関係なくそうなっています。

 ところが、創元推理文庫の翻訳作品では、カバー周りばかりでなく、奥付にも著者紹介がない。
 この点が不満ですね。知ってる作家ならともかく、新しい作家の作品を手に取る場合、作者がどういう経歴の持ち主で、ほかにどんな作品を書き、どんな評価(「○○賞受賞」とか)をされているか、といったことをやはり知りたいもの。東京創元社さん、ぜひご検討ください(笑)。



<作品紹介>
 創元推理文庫は伝統的に、本体1ページ目に作品紹介が書かれています。
 カバーのデザインを一新した②以降は裏表紙にも作品紹介を載せるようになり、1冊の文庫本で2つの作品紹介が載るようになりました。

 まず裏表紙の作品紹介の字数と行数を列挙します。

①(なし)
②20字×8行
③20~21字×8行
④25字×7行
⑤25字×7行(ゴシック体)

 ③はSF文庫ですが、のちの時期のSF文庫を見ると④・⑤と同じく25字×7行でした。
 なので、②・③の時期と④・⑤の時期とで字数・行数が違っていると見られます。おそらくですが、定価表示と同様、消費税が5%になったころに一緒に、作品紹介のスタイルに手が加えられたのでしょう。
 ⑤はゴシック体です。加納朋子『ななつのこ』も、裏表紙の作品紹介がゴシック体ですので、日本人作家の作品はゴシック体で書かれていると思われます。


 次に本体の作品紹介の字数と行数を列挙します。

①20字×14行
②18字×11行
③18字×16行
④18字×16行
⑤18字×12行

 ②以降は字数がすべて同じで、行数が違うだけです。推理文庫の外国人作家のほかの本では14行のものもありましたので、行数だけが本によって違うと見ていいでしょう。


 ときどき、この2種類の作品紹介の文面から受ける印象が異なっている場合があって、中を読んで「こんな作品だったのか…」と感じる場合があります。ま、それはそれでいいんですけど(笑)。

 本体の作品紹介は字数が多い分、ネタバレはしていないものの作品内容に大きく踏み込んでいるケースがあります。
 僕は読む前にその作品の具体的な情報はあまり仕入れたくないので、詳しすぎる作品紹介は敬遠しています(笑)。



<本体の表紙周り>
 もっとも目にすることの少ない本体の表紙周りですが、①と⑤とでほとんど違いがありません。
 本体の表紙は、枠で囲まれた中に、上から「創元推理文庫」、タイトル、著者名、そして鍵のマーク、が並んでいます。
 ①~⑤まですべて同じです。③は最上段が「創元SF文庫」となっているほかは、鍵のマークまで同じ。
 ①のみ、枠と「創元推理文庫」の文字、そして鍵を囲んだ部分が薄い緑色になっており、2色刷りです。

 背表紙は、①のみ、下に「創元推理文庫 一〇五 14」と、カバーの下の部分と同じ表記がありますが、②以降にはありません。

 裏表紙はすべてまっさらで何も書かれていません。


 つまり、新しいほうがよりシンプルなのです。こういうの、僕は好きです(笑)。本を組むときに余計な手間がかかりませんからね。



 また長くなったので、二つに分けます。

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この記事に対するコメント

こんばんは。

俺も「ポール・ギャリコ文庫」熱烈希望しますw。

ギャリコさんの背表紙の色の違いに首をかしげていました。
ジャンル分けしてしまうのも納得してません。
再版する時に、色を統一してほしいです。
本箱を眺めていて(自分の本箱の並んだ背表紙を眺めるの好きなんですw)色がちぐはぐなのは間が抜けているようだし、美しくもないので。

若い頃から創元は表紙も地味な印象だし、中身の活字や紙の質感からもなんか暗いものを感じてました。
だからでしょうか、今本箱の前面に並んでいる創元推理文庫のジャンルは、怪奇ばかり。
一冊だけあった推理は「サイコ2」でした。
これも現代の怪奇にはいるかな?w。


【2005/12/14 17:28】 URL | リサガス #- [ 編集]


リサガスさん、こんばんは。
ギャリコ作品は、ジャンル分けしてるから、色を統一することはなさそうですね…。
「幽霊が多すぎる」はミステリですが、「マチルダ」と「スクラッフィ」はどうとも分けられない。
出版社が違うならしょうがないのですが、同じ出版社で背表紙の色が違うと、「トホホ」って気分になっちゃいますね(笑)。

関係ありませんが、新潮文庫のギャリコさんの顔写真、ちょっと怖いです(笑)。もう少しいい表情の写真はなかったものか…。

そうそう、紙の質について書こうと思っていたのを忘れてしまいました。古い創元推理文庫(上の①)は紙の質が悪かったですね。ほこりっぽくなりやすいのが玉にキズ(笑)。
【2005/12/14 22:01】 URL | きゅれん #FYZgSFjI [ 編集]


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