今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2005/11/23~『Y』
『Y』佐藤正午
(ハルキ文庫、2001年5月第一刷)



 単行本は1998年11月に出版されています。


 佐藤正午さんの小説を読むのはたいへん久しぶりです。
 『永遠の1/2』と短篇を数本読んだことがありますが、あれからずいぶん経ちますね…。
 (10年くらい経つかな…。)(笑)


 男性が書くものにしろ女性が書くものにしろ、恋愛小説というものにあまり興味がないからですが、『永遠の1/2』が映画も小説もおもしろかったので、佐藤さんは気になる作家ではありました。


 今回は、「恋愛小説」というくくりとちょっと違う作品なので読んでみました。
 ただ、これまでの作品も、「恋愛小説」というくくりで見て敬遠するのも良くないかもしれませんね。本の最後の解説にあるように、佐藤さんの小説はそもそものところ、すなわち『永遠の1/2』からして、ミステリないしハードボイルドという作風でしたから。


 離婚して間もない主人公の秋間のもとに奇妙な電話がかかってきます。
 「北川健」と名乗るその男は、かつて秋間の親友だったといいますが、秋間には覚えがありません。
 その証拠だと、北川の秘書から受け取ったフロッピーディスクを開くと、小説と呼ぶにはあまりに真に迫った物語が書かれていました。
 北川は、過去に戻って別の人生をやり直した、というのです。
 彼が戻った時刻――それは18年前の、彼と秋間とが共通して知っている女たちを含めた全員が関係した、ある事故の瞬間でした…。


 この小説は、恋愛をテーマにしたSFミステリです。
 あるいはSFミステリ風のスタイルを持った恋愛小説です。
 つまり、SF好きもミステリ好きも恋愛小説好きも、十分楽しめる作品になっています。


 小説の中に別の物語が含まれている、いわゆるメタフィクションですが、時間感覚や読み手の認識を混乱させることはありません。個人的には、そのあたりがやや不満でした(笑)が、ミステリとして十分成功しています。読んでいる間、とてもわくわくしました。
 人生の巡り合わせにも思いを馳せました。


 また、この小説では映画が小粋な役割を果たしています。
 小説で言及されているトリュフォー作品、僕も観たくなりました。観てからもう一度読みたいですね。もっと楽しめると思います。


 登場人物たちの恋愛、とりわけ北川の恋情や、恋にかける決意は、なみなみならぬものがあります。
 リチャード・マシスンさんの『ある日どこかで』(というか、小説はまだ読んでいないので、映画の「ある日どこかで」)に近いものがありますね。
 しかし、そんな北川の思い入れも、秋間から見ると、別の側面を知っている分、とても皮肉めいて、気の毒でさえあります。
 とはいえ、恋愛とは、はたから見れば滑稽な部分が多々あるもの(笑)。


 解説によると、この小説は映画化が進められていて、原作者自ら脚本を書いたそうですが、文庫発刊時の段階で「計画が難航している」とあり、もう4年半も経ってますから、お蔵入りしたんでしょうね、おそらく。
 映画向きの内容なので残念ですが、メタフィクションを楽しむには映画じゃないほうがいい。


 とても印象深い小説でした。
 ただ、文庫の裏表紙の「究極のラブ・ストーリー」という謳い文句は、話半分に聞いておいたほうがいいです(笑)。

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