今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/07/08~『エロス もう一つの過去』
『エロス もう一つの過去』広瀬正
(集英社文庫、1982年4月25日第1刷)



 1971年に発表された作品です。


[2006/07/09記]



 歌手の橘百合子は歌手生活37周年のリサイタルを開く予定です。
 ある雑誌が企画した、「もしあのとき○○だったら」という記事の取材に、百合子は昭和9年の出来事を挙げました。その出来事があったからこそ、自分が歌手になれたのだと。
 雑誌の記者は百合子の話に興味を持ち、もしその出来事がなかったらどうなっていたか百合子に尋ねます。百合子は近所に住んでいた男子学生への恋心を思い出します。
 一方、その男子学生だった男が百合子の車とぶつかってしまいます。百合子はその男、片桐慎一の看病がてら、記者との会話の先を慎一と一緒に空想し始めます…。


 読むのは2回目。今回もおもしろくてあっという間に読んでしまいました。

 前に読書備忘録を書いた『マイナス・ゼロ』はタイムトラベルものでしたが、『エロス』は「もし○○だったら」という空想をどんどん発展させていくパラレルワールドものです。
 といっても、SF小説というより、SFのフォーマットを使った一種の「現代風俗小説」ですね。
 『マイナス・ゼロ』同様、今回も広瀬さんは昭和初期の東京の風景を紙の上に焼けつけていきます。
 広瀬さんにとっての「古き良き東京」――しかし、広瀬さんはそれを回顧的に書きつけているのではなく、あくまでそれを「再現」しようとしている。僕にはそう読めました。というのも、この作品は、小説内の本筋となる時間軸に「並行する世界」の話なのですから。
 小松左京さんの解説にも書かれていますが、広瀬さんは非常に「ディテイル」にこだわっています。その時代にそこで生活していた人々の、日々の生活の「思い」はディテイルに現われるからです。
 市電のストやガソリン価格の高騰、タバコの値段、トーキーのヒット映画、流行歌、そして歴史的事件への反応など、日常生活の細かな情報をつぶさに記録することによって、戦前の東京の人々の暮らしが鮮やかに浮かび上がってきます。

 ラストはSFらしい、あっというようなドンデン返しが用意されています。巧みなプロットで最後まで飽きさせませんでした。


 タイトルの“エロス”は「美の女神」のエロスを指します。性的な表現を指す言葉ではなく、作品にも官能的な表現がこれっぽっちも出てきません。
 作品中の重要なモチーフを指すこの言葉をタイトルに使用した気持ちはわからないでもないですが、やはりタイトルで損をしている作品ではないかと思いますね。タイトルだけ見て、本を手に取らない人もいるでしょうから。
 ホントにおもしろい小説です。タイトルだけで敬遠せず、多くの人に読んでほしいですね。



 前回から今年二番目の「読書まつり」に突入したはずでした。
 「ポール・ギャリコ」まつりを始めたのですが、早くも中断してしまいました(笑)。
 もう1、2冊挟んで再開する予定です(笑)。

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