今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/06/11~『ONE』
『ONE(ONE)』リチャード・バック
(平尾圭吾訳、集英社文庫、1996年12月20日第1刷)



 単行本は1990年6月にTBSブリタニカから発行されています。


[2006/06/12記]


 この小説は知らなくても、『かもめのジョナサン』はみなさんご存知だと思います。
 『ONE』は『~ジョナサン』を書いたリチャード・バック氏の、一風変わったファンタジーです。


 小説家のリチャード・バックは妻のレスリーと一緒に自家用飛行機でロサンゼルスに向かう途中、事故にあいます。
 いえ、正確には事故ではなく、おもてが一瞬光ったかと思ったら、眼下に見えていた町の明かりがすっかりなくなり、海のようなものの上を飛んでいたのです。
 海には縞模様が描かれており、そこに不時着しようとした二人は、あるホテルの廊下に出現しました。
 そこは二人が初めて出会ったホテルでした。
 まさに今、二人の目の前に若きリチャードとレスリーが現われます…。

 その後、二人は海の縞模様のいろいろなところへ降り、さまざまな瞬間の自分自身と会います。
 「パラレル・ワールド」=「平行世界」がじっさいに存在していること、それも、無限の瞬間の無限の選択によって無限に存在していることを、二人は知ります。
 そして、その世界それぞれが、人間一人ひとりの可能性なのです…。


 たいへん気宇壮大なファンタジーです。
 さまざまな可能性があり、その一つひとつがすべて「自分」の中にあり、中から生まれる。
 それらの可能性をひとつにするのが「愛」。

 登場人物の「リチャード・バック」とその妻「レスリー・バック」は、もちろん作者とその奥さんをモデルにしています。
 (表紙の作者表記は「リチャード・バック」だけですが、奥付の著作権表記では「by Richard and Leslie Bach」と夫婦連名になっています。)
 彼らのじっさいの体験を書いているわけではないでしょうが、二人のお互いへの愛情、信頼、信念がぎゅっと詰まった作品になっているのは間違いないでしょう。


 いろんなパラレル・ワールドで彼らが体験し、学ぶことは、僕にもとても勉強になることばかりでした。


 ただ…


 それらが、言うなれば、大変大変、テンコ盛りなのです(笑)。
 まるで、「サプリメントの山盛り」といった感じです。
 「これは体にいいから食え」と、次から次へと栄養剤を目の前の皿に盛られていくかのよう。
 これでは、それがどんなに体にいいものとわかっていても、またそうしてくれる相手の気持ちがわかっていても、全部いただいてなんていられません(笑)。逆に、体に毒です(笑)。

 書き方も、二人の感じ方も、決して教条主義的なわけではありません。上からものを言う感じではないです。
 それでも、「こうすれば人生はもっと良くなる」「こうすれば人生は明るく開ける」とするアイディアや文言がページをめくるたびに繰り出されると、だんだん「もうご馳走さま」という気分になってしまいます(笑)。

 彼らの発見、アイディア、信念――それらはたしかにすばらしいものです。
 それらの基礎を成し、それらを保証し、それらを補完する、二人の「愛」の強固さには敬意を表しますし、畏怖すら感じます。
 彼らは決して特別な人間じゃないし、幾多の間違いと長年の苦労を経てようやくつかんだ財産であるのもわかります。

 とはいえ、彼らのその強固に「愛」を貫く姿は、僕を、たいへん疲れさせました(笑)。


 ときには、多すぎる「金言」より、一言の、軽い「指摘」のほうが心に残り、行動を促すのかな…なんて感じました(笑)。


 作者のリチャード・バック氏について、『イリュージョン』の訳者あとがきで村上龍氏が「自分の世界を確固として持っていて、その世界が巨大であるために周囲と折り合えない“キングコング型”」の人物だ、といった内容のことを書いていました。
 (引用の文面は厳密に正確ではありません。)
 たぶん、『ONE』においても、バック氏は非常に強固な確信を抱き、というかさまざまな経験を通じて抱くに至り、それを何とか伝えたくて、この作品を書き上げたのだと思います。
 その信念に対する彼の思い入れの強さと、伝えようとする性急さは、文章からひしひしと伝わってきます。
 それが伝わってくればくるほど、僕には、あまりに重い(笑)。
 息苦しくなってしまう。



 いつかまた、この本を手に取るときがくるでしょう。
 それは、それこそこの本で言う「アイデア」を得たいとき、かもしれません…(笑)。




 次は、ファンタジーをもう1作(ないし2作)読み、今年二番目の「読書まつり」に突入する予定です(笑)。

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