今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/05/30~『捜査』
『捜査』スタニスワフ・レム
(深見弾訳、ハヤカワ文庫SF、昭和53(1978)年8月15日初版発行)



 僕が持っているのは昭和57(1982)年7月15日発行の第2刷です。


[2006/05/31記]



 前にここで表紙の一部の写真を貼りつけたのがこの本(笑)。
 変な小説でしたね…(笑)。


 イギリスの各地で、死体が移動する、もしくは消失する事件がたてつづけに発生します。
 果たして、何者かの仕業なのか、UFOなどによるものなのか、あるいはまさか、本当に死体が生き返ったかどうかしたのか…。



 …とまあ、そんな感じの話なのですが…(笑)。



 事件を任されたスコットランド・ヤードの警部補グレゴリイ、彼の上司の主任警部シェパード、事件の分析を担当した学者シスらが、一連の事件について議論を繰り広げます。
 また、グレゴリイの下宿部屋の家主夫婦の奇妙な行動や、夜な夜な聞こえてくる奇怪な物音にグレゴリイは悩まされます。

 彼らが事件を契機に繰り広げる議論は抽象的で、何について、どんな収束を期して語られているのか、要領を得ません。
 事件の状況証拠は明らかに「死体の復活」を指し示していますが、警察が公式にそんなことを認めるはずもなく、グレゴリイ自身もそれを信じまいとします。
 よって、一連の事件を、地理的条件やその日の気温などから解析してみせたシスが、実のところ犯人なのではないかとグレゴリイは疑います。
 グレゴリイとシスの会話はかみ合わず、結局のところ、彼が犯人なのかどうか、核心に迫ることができません。


 言ってみれば、この小説は登場人物たち自身が抱えるさまざまなレベルの「もどかしさ」が延々つづいている作品です(笑)。
 あたかも、グレゴリイが隣室から聞こえてくる怪音に悩まされ、しかもその怪音の正体がようとして知れないのと同じく。


 事件は解決しないし、それでもなお解決しなければならない。
 結局はシェパードが、もっともらしい人物を、もっともらしい理由によって犯人に仕立て上げます。誰も犯人だと信じ切れない人物が犯人と決めつけられ、捜査は打ち切られます。



 信仰の問題に加え、当時の東西冷戦の構図が多分に影響していると思います。
 この本が書かれたのは1959年ですし、レム氏はポーランドの作家です。その人が、イギリスを舞台にした小説を書いているわけです。

 最後のほうで、グレゴリイが一連の事件の捜査について独白します。
 「あらゆるものは偶然に過ぎず、無秩序にあるに過ぎないのかもしれない」という彼の絶望は、まるですべてを秩序づけて管理しようとする社会主義体制への批判にも聞こえます。
 「ほんとうに実存するのは統計だけ」――だからあらゆることが起こりうる、と彼は無力感を抱きながら話します。



 う~ん、何ともうまく説明できませんね…(笑)。
 決してつまらなくはなかったです。
 ただ、夜寝る前に読む類の本ではなかったかな…(笑)。

 いつかまた、手に取るかもしれませんが、この次はもっと分析的に、もっとがっぷり四つに組み合って読みたいです。



 スタニスワフ・レム氏は、アンドレイ・タルコフスキー監督作品『惑星ソラリス』及びそのリメイクであるスティーヴン・ソダーバーグ監督作品『ソラリス』の原作『ソラリスの陽のもとに』で知られるポーランドの作家です。
 ジャンルを気にする方のために書いておくと(笑)、『捜査』は『ソラリス~』のようなSFではありません。「フィクション」の部分は多々ある作品ですが、「サイエンス」的なものはあまり登場しませんし、少なくとも「サイエンス」の側面はこの小説の中心を成していません。
 またミステリーとも言い切れない。タイトルどおり、「捜査」はおこなわれますが、犯人もその動機も明らかにならないですから。
 文庫本の裏の作品紹介には、「サイエンス・ファンタジイの傑作!」とありますが、これも中身を言い当ててはいません。
 (それにしても、この作品のどこから「ファンタジイ」のかおりを嗅ぎ取ったのでしょうか…?)(笑)

 よって、ジャンルを気にする方のために書いておくと、この作品はジャンル分けできません…(大笑)。


 興味のある方は、googleで「レム 捜査」で検索をすると、もっと詳しく、もっとしっかりしたレヴューを書いているサイトを発見できると思います。
 (本は絶版と思われます。)(笑)

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