今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/04/24~『警官殺し』
『警官殺し(Cop Killer)』マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー
(高見浩訳、角川文庫、昭和58(1983)年3月25日初版発行)



 原書は1974年に出版されています。
 僕が持っている文庫本は平成9(1997)年5月10日発行の5版です。


 これは「マルティン・ベック=シリーズ」第9作です。


 ネタバレはしておりませんのでご安心ください。

 [2006/04/24記]


 前作の最後から約1年4か月後の1973年11月。
 ベックはコルベリとともに、南部の都市マルメ近郊ののどかな田舎町、アンダスレーヴへ派遣されます。
 捜査するのは、一人の女性の失踪事件。死体も発見されておらず、殺人事件と決まったわけでもない、しかも身寄りのほとんどいない女性が失踪した事件だというのに、本庁の殺人課の主任警視二人が派遣されたのは、彼らが過去に携わった事件の犯人が、かかわっていると見られたためです。

 その男が登場したのは、第1作『ロゼアンナ』でした。
 男は失踪した女性のすぐ近所に住んでいました。

 一方、彼女の別れた夫は大酒飲みで粗暴な男でした。過去に外国で殺人を犯した経歴もあります。


 やがて、女性の死体が発見されます。やはり彼女は殺されていました。
 ベックの見立てとは裏腹に、男は警視庁の意向で逮捕されます。


 一方、マルメ近郊で警官と強盗の銃撃戦があり、警官が死にます。
 現場から逃げた若者を、警察は血まなこで捜します。身内が殺された事件だけに、警視総監や警視長が陣頭指揮を執って。


 両者がいかにリンクしていくか――。



 事件と直接関係ありませんが、第2作『蒸発した男』で重要な役割を演じた男も登場します。
 コルベリは彼と意気投合し、ある決意を固めていきます。


 これまでもスウェーデン警察の腐敗や、国内のモラルの退廃を鋭く指摘してきた「マルティン・ベック=シリーズ」ですが、今回はそれに加えて新聞などマスメディアの愚劣さも俎上に載せられます。
 記者がでっち上げる新聞記事によって、犯人でもない人間が犯人扱いされ、社会的に制裁を受ける――そして警察上層部までもがその記事を鵜呑みにして犯人を決めつける愚かさ。
 マスメディアや警察が社会的弱者をいたぶり、スケープゴートを作り出す様子を、作者は厳しく告発しています。

 第1作から10年――このかん、スウェーデン国内の状況は悪化の一途をたどっていると、作者の目には映ります。
 「高福祉国家」という対外的イメージとあまりにかけ離れた内情は、読み手の気を滅入らせます。


 過去の事件を引きずる者、引きずりたくなくても周りが放っておかない者、過去から引きずった思いに決着をつけるコルベリ、過去を断ち切って新しい生活を築きつつあるベック、過去の事件同様今回もグンヴァルド・ラーソンにどやしつけられるクリスチャンソン&クヴァストモ(笑)など、これまでの8作をいろんな形で集約した作品となりました。



 10年間のスウェーデンの社会変化を「警察小説」という形で記録しつづけてきた「マルティン・ベック=シリーズ」も、次がいよいよ最終巻です。
 作者は最後にスウェーデンのどんな過去・現在・未来を、紙面に描き出すでしょうか…?


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