今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/02/28~『サボイ・ホテルの殺人』
『サボイ・ホテルの殺人(Murder At The Savoy)』マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー
(高見浩訳、角川書店、昭和50(1975)年1月10日初版発行)



 原書は1970年に出版されています。
 僕が持っている単行本は昭和53(1978)年4月20日発行の第11版です。
 このシリーズ、これまですべて文庫本で読んできましたが、この作品のみ、文庫本を見つけられませんでした…。
 (しかし、単行本を大変大変リーズナブルな価格で手に入れました。)(笑)


 これは「マルティン・ベック=シリーズ」第6作です。


 ネタバレはしておりませんのでご安心ください。

 [2006/03/02記]


 前作の事件解決から約一年後の1969年夏。
 猛暑でうだるスウェーデンの地方都市マルメで殺人事件が起こります。
 有名な「サボイ・ホテル」のレストランで夕食をとっていた一団に近づいた、一人の男。
 彼はリボルバー式の拳銃を取り出し、演説をぶっていた男に近づき、一発の銃弾を発射しました。
 そして衆人の見守る中、ホテルの窓から悠々と逃げ出し、行方をくらまします。
 撃たれた男はしばらく生死の間をさまよったのち、死亡。

 事件を担当するのは、第4作『笑う警官』、第5作『消えた消防車』にも登場してすっかりお馴染みとなった、マルメ警察のペール・モーンソン警部。
 いつも爪楊枝を口に挟み、妻とは別居&週末婚状態の中年警部です(笑)。
 彼の下には、前作でコルベリの部下だったベニー・スカッケ警部補がいます。前作の失敗をひどく悔いたスカッケは、自ら志願してこの地方警察に転勤しました。
 バックルンドという、頭の回転の悪い杓子定規の警部も事件を担当し、モーンソンの悩みの種は尽きません(笑)。

 容疑者らしい不審人物がマルメからストックホルムに向かったという情報が入り、モーンソンは警視庁のグンヴァルド・ラーソン警部に空港で人物を拘束するよう手配を依頼しますが、パトカーの到着が遅れ、不審者を取り逃がしてしまいます。
 パトカーで空港に向かうよう指示されたのは、『笑う警官』で大活躍だった例のクリスチャンソン&クヴァント(笑)。
 もちろん、今回も、ラーソンに大目玉を食らいます(笑)。彼らの昇進はいつになることやら…。

 ストックホルム市外にまぎれてしまった不審人物を発見することはできず、警視庁はマルティン・ベック主任警視をマルメに派遣し、事件の早急な解決を迫ります。
 というのも、殺されたヴィクトール・パルムグレンは、中央の政治家に太いパイプを持つ実業界の大物なのです。
 表で裏で、彼はさまざまな事業に手をつけていました。
 主だったところは不動産業と水産加工品の輸出業ですが、武器輸出にも手を染めていました。
 そうした「臭い」人物であるため、「国家警察局公安課」も捜査に乗り出し、ベックらに接触してきます。

 調べるにつれ、パルムグレンの“裏の顔”とその非道な行為の数々が明るみに出ます。
 明らかに、大勢の人から恨まれているパルムグレン――彼の悪徳のどこかに、この事件が起きるに至った鍵があるのか。

 パルムグレンと同席していたのは、元モデルの若妻、ストックホルムの不動産部門を担当する部下とその秘書、マルメでパルムグレンの右腕として働く若い役員、コペンハーゲンの子会社を任されている男とその妻といった面々。
 彼らの目の前で起きた殺人事件だというのに、誰も犯人の顔を覚えていませんでした。
 彼らのいずれかが殺人事件に関与しているのか。


 今回、ベックはストックホルムを離れ、勝手のわからない地方都市マルメへ派遣されますが、捜査は難航し、彼はすることもなくぼんやりとホテル暮らしをつづけます(笑)。
 とはいえ、ストックホルムに残ったラーソンやコルベリといったいつもの面々も、事件に同席していたパルムグレンの部下の事情聴取などで活躍します。むしろ、ベック以上に活躍します(笑)。
 「マルティン・ベック」シリーズと呼ばれてはいますが、ここ数作品はベックがあまり活躍していません…(笑)。


 犯人探しのミステリとしてはやや不満の残る展開と結末でした。
 事件の陰惨さと虚しさの点でも、パルムグレンの人となりについて突っ込んだ記述が足りず、インパクトに欠けたきらいがあります。
 高度資本主義社会化と都会化(経済問題)、外国人労働者の流入(外交問題)、麻薬の蔓延と常習者の低年齢化(教育問題・医療福祉問題)などによる新しいタイプの犯罪の出現や、それに対応できない警察組織・政府など、社会的視点は健在です。


 犯人を捕まえても、一向に気の晴れないベック警視。
 殺されても誰にも嘆かれない男。
 彼から得られる利権に群がる強欲な人間たち。
 それに比べて犯人の処遇はどうか。
 両者の落差の大きさに、ベックはやりきれない思いを抱きます。


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