今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/01/19~『蒸発した男』
『蒸発した男(The Man Who Went Up In Smoke)』マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー
(高見浩訳、角川文庫、昭和52(1977)年5月30日初版発行)



 原書は1966年に出版されています。
 僕が持っている文庫本は平成5(1993)年11月10日発行の第8版です。訳者あとがきはそのときの改版に伴い、旧版のあとがきに加筆修正されています。


 これは「マルティン・ベック=シリーズ」第2作です。


 ネタバレはしておりませんのでご安心ください。

 [2006/01/20記]


 1966年夏、遅い夏季休暇をとり始めた矢先、マルティン・ベックは署長に呼び出され、ストックホルムに舞い戻ります。
 外務省に出向いたベックは、ハンガリーでスウェーデン人ジャーナリストが行方不明となっている事件の捜査を依頼されます。
 当時のハンガリーは鉄のカーテンの向こう側。両国は友好的な関係にあるとはいえ、自国民の保護を名目にスウェーデン警察が乗り込んでいくわけには行きません。
 一方、行方不明の男が寄稿している雑誌の編集長は、この事件を特ダネとして誌面に大々的に公表しようとしています。
 事件が表沙汰になると、両国の関係にひびが入りかねません。
 そこで外務省から相談を受けたスウェーデン警察が、生え抜きの捜査官としてマルティン・ベックを指名したのです。
 ベックは警察官という身分を隠して、休暇をあきらめて(笑)、単身ブダペストに乗り込みます。


 大変おもしろいのが、彼の捜査がなかなか進まないことです(笑)。
 勝手のわからない外国の地、しかも当時は冷戦の真っ最中です。
 本国で得た情報が乏しいばかりでなく、ブダペストに着いてからも有力な情報がなかなか得られず、さすがのベックもお手上げ状態です。
 ベック自身、どちらかというと精力的に動き回って道を切り開いて、というタイプではないので、活動も大変緩慢です(笑)。
 というわけで、いきおい、捜査はブダペスト観光の様相を帯びてきます(笑)。ベックはブダペストの美しい街並みに幾度も見とれます。観光映画ならぬ観光小説めいた作品になりましたね。
 僕じしん、外国に行くならアメリカよりもヨーロッパ、それもドイツやプラハ、ブダペストなどのほうがいいと思っているクチなので、街の描写にわくわくさせられましたね。捜査と関係がなくても(笑)。

 冷戦状態にもかかわらず、ベック=西側の人間、という捉え方を、彼の地の人たちもしていません。
 というのも、ブダペストは国際的な大都市(小説の中の記述では、1966年当時でブダペストの総人口は200万人!)であり、英語やドイツ語が通じます。とくにドイツ語はドイツ周辺の北欧3国や東欧諸国で英語以上の共通語となっているのでしょう。
 西欧からの観光客も多く、とても開けた街に見えます。堅固な壁に囲まれたベルリンから受ける「ソ連圏」のイメージとは違いますね。


 事件そのものは、わりとしっかりした「謎解き」によるミステリに展開しますが、行方不明になったジャーナリストも、彼に関係する人物たちや犯人も、人物設定の点でもうひとつ深みがほしかった。
 その点はあとがきにも指摘されていますが、どうやら「マルティン・ベック=シリーズ」はあとの作品になるにしたがって、事件やベック本人の社会的視点が深まるようです。
 第2作である本作はまだまだ、マルティン・ベックの仕事ぶりについてのイントロダクションに過ぎない、といえるでしょう。

 それにしても、1作目の『ロゼアンナ』といい、この第2作といい、このシリーズはのっけから国際的な事件を扱っているのですね。驚きました。


 たいしたことではありませんが、この作品は、スウェーデン語の原書からではなく、その英訳版から翻訳されたものです。
 しかし、この文庫本のカバー表紙にはスウェーデン語の原題が書かれています(笑)。
 しかししかし、カバー背表紙と本体扉裏の著作権表示には英語のタイトルが書かれています(笑)。
 (この【読書備忘録】ではすべて、英語のタイトルを表記します。)


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