今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2005/11/16~『闇をつかむ男』
『闇をつかむ男[Evidence Of Blood]』トマス・H・クック
(佐藤和彦訳、文春文庫、1997年11月第1刷)



 原書は1991年に出版されています。

 クックさんの名を知らしめた出世作といえる「フランク・クレモンズ」シリーズと、クックさんの評価を著しく高めた「記憶」シリーズのちょうど間に書かれた作品で、クックさんの興味の変遷やスタイルの深化がうかがえます。


 天才的な記憶力を活かした調査で犯罪ノンフィクションを執筆する作家キンリーは、子供のころからの親友レイの訃報を受けて、故郷の町に赴きます。
 レイはかつて町の保安官を務め、現在も検事局で事件調査の仕事をしていました。
 直前まで彼が調べていたのが、キンリーにも記憶のある37年前の殺人事件。
 町の娘が殺され、一人の男が逮捕、死刑判決を受け処刑されました。
 事件や裁判には不可解な部分がたくさんありました。
 レイは妻や子供がありながら、殺人犯とされた男の娘と懇意になります。娘は父親の無実を信じ、レイは調査を始めました。
 そしてレイは、町外れの山の中で死体となって発見されました。
 彼は心臓に持病を持っており、無理できない体だったにもかかわらず、道もない山奥へどうして出かけていったのか。
 キンリーはレイが解こうとしていた事件の謎を明らかにしようと調査を始めます。
 調べれば調べるほど、レイがすでに事件の真相にたどり着いていたことが確実になります。にもかかわらず、レイはなぜ真相を公表せず、山奥で不慮の死を遂げたのか。
 やがてキンリーは真相を知り、それとともに恐ろしい記憶が甦ります…。


 主人公が事件の傍観者や部外者ではなく、何らかの形で事件に関係している、というスタイルがクックさんの「記憶シリーズ」以降の作品群の特徴ですが、この小説でもその妙味が存分に味わえます。
 37年前の事件、町の人々の立場、当時の状況、現在とのつながり、レイの調査とその打ち切りの真相、そしてキンリー――いろんなところで伏線をばら撒き、最後にそれらがぎゅっと一つにまとまって驚愕の真相が明らかになる。
 見事でした。


 印象に残った一節を紹介します。

<それはまるで、人生の神秘は誕生や死、あるいはそのふたつのあいだをつなぐ偶然の出来事の集積の長い線の浪費にあるのではなく、突然の信じられない発見をした不思議な一瞬一瞬にあるとでもいうようだった。>



 キンリーが天才的な記憶力を持っているという設定が、たいして活かされていないんじゃないかと思って読んでいたら、最後の最後でその能力が大きな意味を持ってきます。
 設定に少々無理があるのも否めませんが、それまで自分を助けてきたはずの記憶力を、最後に至って彼は忌まわしく感じたのではないでしょうか。自分の能力が決して自分を明るい未来へと解放しない、という点が、キンリーという人間の複雑さを表している。


♪君は何がいちばん怖いんだい?
 私は 私は「記憶」と答えた

   (わがままな孤独/片桐麻美)

 という歌を思い出しました。



 大変読み応えのある作品でした。



 こないだ「映画化された文芸大作」を読むと予告しましたが、またも10ページくらいでやめました。
 何だろう、読んでても全然頭に入ってこないんですよね。
 作品を読む対象として僕が「選ばれていない」という感じがしてしまいました。
 もう少し大人になってから(笑)再チャレンジしたいと思っています。

 現在は、日本人作家の、ジャンルで言いづらいタイプの小説を読んでいます。今のところ、すごくおもしろい。

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