今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

11 | 2017/03 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



このサイトについて

 当ブログはトラックバック(TB)のみでつながることを目的とせず、あくまで記事内容について楽しくお話しすることを目的としています。初めてTBを送ってくださる場合は、そちらの記事に管理人宛のお話を含むか、こちらにコメントを残してくださいますようお願い致します。
 また、管理人が当ブログへのリンクとして不適当だと判断したサイトへの誘導コメント・TB、及び記事内容・管理人本人と無関係なコメント・TBは、予告なく削除致します。



わたしが知ってる

きゅれん

Author:きゅれん
HNは「B-SHOP」→「びしょぷ」と変わり、当ブログサイト開設に際し「きゅれん」と変更しました。

プラグインのタイトルは川村結花さんの歌のタイトルをお借りしました(多謝)。

2006年8月6日、ブログタイトルを「カゲロフノ昼ト夜」から変更しました。


Mayfly's Day 'n' Nigh'(旧サイト)



夢を続ける町

更新中のエントリーです

ルトガー・ハウアー出演作リスト(2005/11/23更新)
「週刊/増刊ルトガー・ハウアー」発行順リスト(2006/01/24更新)
【文庫本逍遥⑲】アニメージュ文庫その2~アニメージュ文庫目録(2006/07/24更新)
【文庫本逍遥】文庫シリーズ目録(2006/08/06更新)



全身鏡

全ての記事を表示する



夜空ノムコウ



オールディーズ



Travels



コイシイヒト

コメントをくださるときは、上記の「このサイトについて」をお読みくださいますようお願い致します。



誰よりも遠くから

トラックバックをくださるときは、上記の「このサイトについて」をお読みくださいますようお願い致します。



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



Doors

このブログをリンクに追加する



ブログ内検索



RSSフィード



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【読書備忘録】2006/05/02~『神の街の殺人』
『神の街の殺人(Tabernacle)』トマス・H・クック
(村松潔訳、文春文庫、2002年4月10日初版発行)



 僕が読む今年最初の文春文庫です(笑)。



 日本での翻訳出版は12作目ですが、クックさんの長編作品としては3作目、日本に紹介されているものでは『鹿の死んだ夜』に次いで2作目という、初期の作品です。
 (ちなみに『鹿の死んだ夜』については以前【読書備忘録】2005/02/11を書きました。)


 モルモン教徒の街、ユタ州ソルトレーク・シティ。
 うらぶれたモーテルで黒人娼婦が絞殺されます。彼女の体は殺害後に清められていました。
 ただの行きずりの殺人ではないと見られますが、手がかりが見つかりません。
 やがて、モルモン教へやや狂信的な信仰を抱くひとりの雑誌記者が射殺されます。
 マグナム44という、きわめて強力な銃を使用した犯行は、プロの仕業ともシロウトの仕業とも判断がつきません。
 さらに犯行はつづきます。
 人望の厚い教会の幹部がたてつづけに殺されます。

 捜査を担当するトム・ジャクソン刑事は、かつてニューヨークの刑事でしたが、大都会の殺伐とした雰囲気に嫌気がさしたのか、同僚刑事とのトラブルなどもあったのか、ソルトレーク・シティに流れ着いてきました。
 モルモン教徒でないトムは、署内や街の中などいろんな場面で疎外感を味わいます。
 ニューヨークという、ありとあらゆる犯罪が起こる街で刑事をしていたトムには、この街の警察の上司や同僚の「単純さ」にどうしても馴染めません。
 かといって、ニューヨークに戻る気もなく、根無し草のように落ち着きません。

 彼には、娼婦殺しの異常性が頭に引っかかっています。
 一連の事件がすべて同一犯の犯行かどうか、彼にはわかりませんが、少なくとも何らかのつながりがあり、その発端は間違いなく黒人娼婦の殺しにある、と彼は直感しています。
 上司や同僚が、自分たちの教会の幹部が殺されたことに激しい憤りを見せる一方で、黒人娼婦の殺しをあまりに軽んじることにトムは内心忸怩たるものを感じます。


 ラストのラストにいたって犯人がわかる、いわゆる「フーダニット」ミステリーではありますが、犯人の行動や気持ちが、犯行のたびに逐一描写されます。その点で、この小説は事件を主人公の目だけから追ったミステリーではありません。
 犯行の異常性や連続性から言って「フーダニット」が問題ではなく、「ホワイダニット」=「なぜ犯罪を犯したのか」がテーマになってきます。
 それだけに、犯人の「心の闇」や、彼を犯行に駆り立てた動機などについて、もう少し言葉がほしかった。


 トムのスタンスもよくわからなかった。常に黒人娼婦の殺しに立ち返る「目線の低さ」は、のちの「フランク・クレモンズ」シリーズと同じで好感が持てましたが、宗教や信者に対するスタンス、この街にとどまっている意味、事件をとおしてのトムの変化などが、もうひとつぼやけたままだった気がします。


 ラストはとても皮肉な結末でしたが、クックさんのほかの作品と比べると、人生の「悲哀」を強く感じさせるまでに至らなかったなあ…。
 とはいえ、訳者あとがきで「読後感は爽快とさえ言える」とありましたが、それはなかった(笑)。どっぷりと暗く重い終わり方ではありませんが、このラストのどこに「爽快感」があるのか、僕にはわかりませんでしたね(笑)。



 次は、ようやく(とある)シリーズの最終巻です…(笑)。

スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://mayflytoo.blog36.fc2.com/tb.php/243-43db8d2f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。