今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【文庫本逍遥⑩】角川文庫その1
 いちばんやっかい、といってもいいところについに足を踏み出しました…(笑)。

 今回から、角川文庫を数回にわたってお届けします(笑)。
 何回でまとめるか(まとめられるか)は、現時点では不明です(笑)。1本の記事は、できるだけ5000字程度でまとめたいと思っています。

 今回は簡単な沿革と背表紙について。


<簡単な沿革>
 角川書店の公式HP、web KADOKAWAの「会社概要」によると、角川書店は故・角川源義氏が終戦直後の1945年11月に創業。国文学者だった源義氏の下、文学全集や国語・漢和辞典など文芸・教育図書の出版に強い社風を築きます。
 源義氏逝去後、長男の春樹氏が社長を引き継ぎ、映画産業へ進出しました。1970年代後半~80年代、「角川映画」はひとつのブランドとして日本の映画界にインパクトを与えたのは間違いないところです。
 薬師丸ひろ子さんや原田知世さんといった女優を輩出し、一時代を築きましたね。僕は一時期、原田知世さんのファンで、写真集やレコードを持っていました。「地下鉄のザジ」は大貫妙子さんより原田知世さんが先です(笑)。
 1993年に歴彦氏が社長に就任、子会社の吸収合併を繰り返しながら、本・雑誌、映画・映像部門、インターネットコンテンツなど、さまざまなメディア・ミックスを進める一大企業へと成長しました。
 (現在の代表取締役社長は井上泰一氏。)


 角川文庫は文庫シリーズとして歴史が長く、僕も少年期からずいぶんお世話になってきました。
 創刊は1949年5月3日です。その日付のある、源義氏の「角川文庫発刊に際して」と題した文章が文庫の巻末にあります。創刊時の出版者としての見識と決意が書かれたこうした「宣言文」を、いまでもすべての文庫本に必ず付記しているところに大変好感が持てます。
 (…と思ったのですが、今手元にあるわりと新しい角川文庫の中に、この文章が掲載されていない本を発見してしまいました…。現代の角川文庫よ、それでいいのか!?)(笑)
 この種の「創刊宣言文」を掲示している文庫本はほかに「岩波文庫」、「講談社文庫」などがありますが、必ずしも多くない。
 創刊時の精神を忘れない、というのは大切なことだと思います。今でもこうした文章を載せているのはすてきですね。


 僕が文庫本を読むようになったころ、すでに角川書店は「角川映画」で名を馳せていました。
 たしか、中学生のころに初めて手に取った角川文庫は眉村卓さんの『天才は作られる』でしたが、眉村作品というと角川映画『ねらわれた学園』が有名です。映画ファンならずとも、あの手塚眞さんの雄姿を覚えている方はいらっしゃるのではないでしょうか(笑)。
 眉村作品を集中的に読んだのち、角川文庫との付き合いはしばらく途切れます。
 次に多く接した角川文庫は、寺山修司作品です。古本屋で買うことが多かったのですが、それというのも、その当時(15年くらい前か)、角川文庫の寺山作品は『書を捨てよ、町へ出よう』『家出のすすめ』といった有名どころ以外、ほとんど絶版になっていたからです。

 それから現在に至るまで、角川文庫は何だかんだと年に数冊は手に取る必携文庫のひとつ、それも僕の文庫本ライフの中でわりと大きな位置を占める文庫のひとつとなっています(笑)。
 現在、集中的に読んでいるのも角川文庫です。そのうち「読書備忘録」を集中的にアップいたします(笑)。



<背表紙の変遷・外国人著者編>
 ところがこの角川文庫、ここまで【文庫本逍遥】で扱ってこなかったのは、冒頭に書いたように、装丁についてまとめるのがいちばんやっかいであろうと、シリーズ当初から想像がついたからです(笑)。
 何せ、カバーの装丁が、パッと見で4種類ありますから…。

 しかし、【文庫本逍遥】のシリーズを始めようと思ったきっかけも、じつは角川文庫の装丁の種類の多さにあります(笑)。
 このカバーの種類の多さを見てくれよ!
 とブログの中心で叫びたかった(笑)。

 今回は、いつもとスタイルを変え、まず外国人著者作品の背表紙の変遷を年代順にまとめます。

 このシリーズでは、僕が手元に持っている、あるいは現在古本屋などで手に入れることのできる、比較的新しい文庫本を扱ってきました。
 今回も方針は変わらないのですが、その前史として、うちの地下(組織)から発掘した(笑)1冊の角川文庫から始めましょう。

 ベヤリング・グウルド著/今泉忠義訳『民俗学の話』は昭和30(1955)年5月30日初版発行で、地下(組織)の父の蔵書で最古の角川文庫です。角川文庫創刊から6年しか経っていなく、旧漢字・旧仮名遣いで書かれています。1ページ43字×19行です。
 この時代の装丁の特徴は3つ。

①カバーがなく、グラシン紙を使用~本を覆う薄い半透明のグラシン紙は、岩波文庫が30年くらい前まで使っていましたし、新潮文庫も初期のころ使用しています。
②紐しおりがついている~現代の文庫本では新潮文庫にしかついていない紐しおりですが、この当時の角川文庫にはついています。
③奥付に検印を押した紙片が貼られている~検印はやがて廃止され、今ではそういうシステムがあったことじたい、表記されなくなりました。
 (創元推理文庫の奥付には「検印廃止」の文字が残っています。)(笑)

 いずれも角川文庫だけの特徴ではなく、当時の文庫本はおおむねこのスタイルだったようです。グラシン紙が使われなくなり、紙のカバーに代わってから、各社が特徴を出すようになったのでしょうね。


 では、僕の手元にある文庫本から、年代順に番号を振って見ていくことにします。


A-1 モンゴメリ著/中村佐喜子訳『赤毛のアン』(昭和54(1979)年8月10日42版発行)
 手触りがツルッともザラッともしていない紙質のカバーです(笑)。背表紙は上から書名(明朝体)、著者名(ゴシック体)、「角川文庫」(太字)、「赤 一七九」、「-1-」、「¥300」となっています。
 「赤」は外国文学、「一七九」は通しの著者番号、「-1-」は1冊目を表します。
 当時の新潮文庫とよく似ていますが、著者名のゴシック体が特徴的です(笑)。

 ↓

A-2 ロバート・ラドラム著/山本光伸訳『バイオレント・サタデー』(昭和59(1984)年5月25日初版発行)
 定価表示に「¥」がつかなくなりました。ほかは同じです。

 ↓

B-1 クリストフェール・ディアブル著/永島良三訳『雨を逃げる女』(昭和63(1988)年5月25日初版発行)
 2タイプ目のカバーは、やや光沢のあるコーティングが施されました。背表紙は上から「623-1」(著者番号と著作数)、「420」(定価表示)、書名(太字ゴシック体)、海外ミステリーのシンボルマーク(この本は「サスペンス」)、著者名(太字ゴシック体)、「角川文庫」となっています。
 いちばん上の2つは赤色で区切られています。
 この時期の特徴はシンボルマークです。ハヤカワ文庫や創元推理文庫がマークをやめたのと反対に、角川文庫ではマークを使うようになりました(笑)。
 マークは全部で8種類あります。「海外ミステリー」ないし「海外推理小説」のジャンルをマークで表す、となっていますが、マークには「ホラー」「SF」「ファンタジー」などもあります(笑)。

 (余談ですが、この作品については以前【読書備忘録】2005/02/20を書きました。)

 ↓

B-2 クリスティーン・キーラー著/加藤洋子訳『スキャンダル』(平成元(1989)年11月10日初版発行)
 見た目はたいして変わっていないのですが、細かく見るとずいぶん違います。
 最上段にあった「著者番号‐著作数」の番号が著者名の下に移動し、そこに「赤」(外国文学)の文字が追加されています。
 最上段は「キ 3-1」と書かれています。この段階で角川文庫も他社の文庫シリーズ同様、著者名の頭文字とその文字で何人目かという著者番号・著作数の表記を採用しました。
 書名と著者名は明朝体に変更。
 さらに、定価表示が最下段へ移り、丸で囲まれた「P」がくっついています。「消費税3%込み定価」の意と見られます。
 この本にはシンボルマークがありませんが、それはこの作品が「海外ミステリー」ではないからであり、この時期の「海外ミステリー」にはまだマークが使われています。

 ↓

B-3 トレヴェニアン著/北村太郎訳『夢果つる街』(昭和63(1988)年4月25日初版発行)
 発行日は『スキャンダル』より前ですが、消費税3%込みの定価表示と背表紙の表記内容から言って、カバーを付け替えたと見られます。
 B-2との違いは、著者名の下に移動した、旧来の「赤 著者番号‐著作数」の表記がなくなったこと。ほかは同じです。

 (余談ですが、この作品についても以前【読書備忘録】2005/06/12を書きました。おひまなら見てよねん。)(笑)

 ↓

B-4 ジャック・フィニイ著/福島正実訳『ふりだしに戻る(上)』(平成8(1996)年4月20日5版発行)
 まず、カバーの紙質が変わりました。柔らかい手触りで、キズや汚れがつきにくい。気に入っていました(笑)。ただし、現在の光文社文庫のほうがもっと手触りがよい(笑)。
 また、「海外ミステリー」のシンボルマークがなくなりました。短い命でした(笑)。
 このマークを使わなくなった理由はわかりませんが、最近の小説は「警察小説」「本格推理」などときっちり分けられないタイプの作品が多いです。
 ほかはB-3と同じ。

 ↓

B-5 ジャック・フィニイ著/福島正実訳『ふりだしに戻る(下)』(平成8(1996)年4月20日4版発行)
 上巻と同じ発行日ながらマイナーチェンジしております(笑)。
 定価表示から、丸で囲まれた「P」がなくなりました。
 ほかはB-4と同じ。
 A・B共通しているのは、著者によって背表紙の色が違う点です。

 (余談ですが、フィニイさんの大傑作『ふりだしに戻る』をぜひお読みください。)(笑)

 ↓

C-1 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー著/高見浩訳『警官殺し』(平成9(1997)年5月10日5版発行)
 ここでまたまた背表紙が大きく変わります。Bタイプは結局10年くらいしかつづきませんでした。
 この背表紙は縦に二つのパートに分かれています。
 左側の大きいパートは上から書名(明朝体)、著者名(ゴシック体)、「角川文庫」、「Y700」となっています。最後は定価表示ですが、「¥」でも「¥もどき」(横棒の一本少ないもの)でもありません。
 右側の細いパートには横書きで原題と、縦に並べて「シ 3・9」の表記があります。色は明るめの藍色。
 ぶしつけに言って、右側の細~い帯状の部分に原題を書く必要があるのか…(笑)。
 紙質はB-4から変わっていません。
 このタイプから、外国文学の背表紙が白に統一されます(すべてかどうかは未調査です)。

 ↓

C-2 スティーヴン・ハンフリー・ボガート著/飯島宏訳『あの曲をもう一度』(平成10(1998)年8月25日初版発行)
 右側の部分にあった「著者番号‐著作数」の表記が著者名の上に移動しました。このほうがずっといいですね、見やすくて(笑)。
 ほかはC-1と同じ。

 ↓

C-3 ピーター・ヘイニング編/風間賢二他訳『ヴァンパイア・コレクション』(平成11(2000)年3月25日初版発行)
 紙の質がB-3のころに戻りました(笑い泣き)。
 また、背表紙が薄いクリーム色に変わりました。
 ほかはC-2と同じ。

 ↓

D-1 スティーヴン・キング著/風間賢二訳『暗黒の塔Ⅳ 魔道師の虹(下)』(平成14(2002)年5月25日初版発行)
 現在発行されている角川文庫の装丁がこれ。
 右の細~い帯に原題があります(まだ)(笑)。
 背表紙の大半を占める左側最上段に、ドットがごちゃごちゃ並んでいる、QRコードのような印があります。これ、ちっちゃくて見づらいですが、作品ごとに全部違うんですよね。裏表紙の「書籍JANコード」(2つのバーコード)と同じような、書籍の管理コードのようなものなのでしょうか。
 このコードらしきマーク、今のところ角川文庫でしか見たことがありません。
 詳しくご存知の方、ご教示ください(笑)。

 その下は、「キ」、「9-6」、「Y1000」、著者名(ゴシック体)、書名(明朝体)、「角川文庫」の順に表記されています。著者名の上の3項目は罫線で仕切られています。背表紙の色はC-3と同じく薄いクリーム色。
 これまでの角川文庫と比べて大きく違うのは、「著者名が上に来ている」点。書棚に並べると一目瞭然ですが、これって非常に大きな変更です。ほかの表記はともかく、この順番は変えないでほしかったのに(笑)。


 以上、マイナーチェンジを含め11種類の背表紙を見てきました(大笑)。
 約四半世紀で11種類ですから、大変な変わりようです。
 とくにBタイプは色づかいやマーク、字体などが多種多彩で、前後の時期と比べてきわめて統一感に欠けています(笑)。
 はっきり言って、この変遷は読者の便を図るための「発展」というより、装丁のコンセプトの「迷走」としか見えませんね(笑)。

 とはいえ、必ずしも背表紙で作品を選ぶことができません(笑)。
 その時期にしか発行されていなく、再版されていない文庫本はたくさんあり、それらがほしければ背表紙を気にせずに買うほかない(笑)。

 なので、「統一感のなさ」が角川文庫の最大の特徴と了解するほかないでしょう(大笑)。



 次回は<背表紙の変遷・日本人著者編>をお送りします(笑)。


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この記事に対するコメント
角川文庫って・・・
本当にそんな感じですね~↓

>なので、「統一感のなさ」が角川文庫の最大の特徴と了解するほかないでしょう(大笑)。

表紙もそうですよね。結構良い作品も扱っているのに、なんとなくバラバラした印象なのは、装丁の影響が大きいと思います。
あと、絶版率が多分他よりも圧倒的に高い!ということでしょうか。

「角川文庫発刊に際して」は名文だと思いますが、最近のにはついてないバージョンがあるのですか。それはよろしくないですね。
そこは見直して欲しいところです。

それでは。
【2006/03/18 23:40】 URL | しのぶん #VWFaYlLU [ 編集]

まぼろし探偵(笑)
しのぶんさん、こんばんは。
書棚に立てて並べると、見た目に大変あずましくないです、角川文庫(笑)。

絶版率は確かに高いですね。
創刊40周年記念の「リバイバル・コレクション」で数十冊再版されましたが、あれ以後の復刊はほとんどありません。とくに外国文学は、A-1期以前のものは絶版が多いですね。
僕はずっと「幻のトマシーナ」を探しています。まさに幻です(笑)。
【2006/03/19 19:59】 URL | きゅれん #FYZgSFjI [ 編集]


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