今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【読書備忘録】2006/02/18~『天の光はすべて星』
『天の光はすべて星(The Lights In The Sky Are Stars)』フレドリック・ブラウン
(田中融二訳、ハヤカワ文庫SF、昭和57(1982)年5月31日初版発行)



 原書は1953年に出版されています。

 この小説はフレドリック・ブラウンさんの第2長編だそうです。
 僕がブラウンさんの小説を読むのは初めてです。『発狂した宇宙』『火星人ゴーホーム』はSFの古典的名作として知られており、僕も名前は知っていますが、手に取る機会がないままでした。
 この本はたまたま古本屋で見かけ、「タイトル買い」してしまいました(笑)。すてきなタイトルです。しかも直訳(笑)。

 有名どころの2作と違い、この本は絶版本と見られます。
 早川書房のHPで検索しましたが、掲載されていませんでした。上記2作はあります。
 また、amazonで調べたら、出品されている古本に2000円の値段がついていました。
 (僕は大変大変リーズナブルな価格で手に入れました。)(笑)


 1997年、アメリカでは往時に盛んだった宇宙開発が、ここにきてやや停滞気味です。
 かつては月、火星、金星へと宇宙旅行を実現してきましたが、資源開発の点でこれらの星に魅力がないのです。
 マックス・アンドルーズは57歳のロケット整備士です。若いころは金星へ飛んだ宇宙飛行士でしたが、事故で片足を失い、宇宙飛行の夢を絶たれました。
 それでもマックスは、宇宙に魅せられた人間たち、「星屑」として、アメリカが宇宙開発に興味を示さなくなり、ロケットの多くが都市間交通手段に成り下がっても、少しでも宇宙に関係するところで仕事をしたいとロケット整備に携わってきました。
 宇宙への夢を捨てきれないマックスの耳に、カリフォルニア州の上院議員候補が「木星探検計画」を公約に掲げて立候補する、というニュースが飛び込んできました。
 久々に大掛かりな宇宙開発事業が推進されるかもしれないと、マックスはエレン・ギャラハー候補の当選に尽力し、やがてエレンと恋に落ちます。
 齢57のマックスと齢45のエレンの恋――大人の恋物語のはずなのに、二人の恋愛は無邪気で一途で初々しいです。
 マックスは木星探検の計画書を練り直し、予算を大幅に縮小してみせます。法案の両院通過は徐々に確実性を増します。
 マックスには、計画に参加する上で、別の目的がありました。
 そして、エレンにも話していない秘密がありました…。


 星に魅せられた人たち――「星屑」。
 何より、作者のブラウンさんがその一人でしょうね。
 マックスの情熱には鬼気迫るものさえあります。
 宇宙――未知の世界について、多くの人間が夢を育み、想像力をはばたかせてきました。
 宇宙開発は人類の夢です。僕もそう言い切りたい(笑)。

 マックスは、ブラウンさんは、それを実現しようとする人間の力を謳い上げます。
 人間の能力、行動力、未来への、無反省なまでに無邪気で強烈な信頼。
 その力強い思いが、人を、世の中を動かしていく。


 1953年という、冷戦真っただ中の時期に書かれたとは思えないほど、マックスの未来への希望は明るく、人間への信頼は篤い。
 一方で、「冷戦が宇宙開発の推進剤となった」などの現状分析もあります。それが、共産圏の崩壊によって宇宙での覇権争いに終止符が打たれ、作品中の1997年には、金のかかる宇宙開発に難色を示す世の中の風潮が描かれています。
 実際の歴史における現在でも、冷戦の終結により、宇宙開発は冷戦時代に想像されていたよりはるかに規模が小さくなっているわけで、この作品が示す近未来像は現在と非常に大きく重なっています。


 人間というものの底知れぬ能力、その力が作り出すであろう明るい未来――そういうものを、マックスと一緒になって信じたくなるような、元気をくれる一冊でした。



 フレドリック・ブラウンという作家には、「ショートショートの名手」という形容をよく聞きます。
 今度は短編を読みたいですね。
 もちろん、上記の古典的名作2作品も…(笑)。
 そういや、『発狂した宇宙』は本作に、マックスが幼少時に読んだSF小説として、その名が登場しています(笑)。


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この記事に対するコメント

この本は俺も持ってます。
やはりタイトルに惹かれて買いましたw。

とても良い話だとは思うのですが、訳が悪いといいますか、読みながら気になることが多くて、疲れた覚えがあります。

マックスとエレンさんの会話はロマンチックでした。
二人の、互いへの思いやりに泣けました。

10年位前に読んだので肝心なとこ以外はすでにうろ覚え。
本箱探して久しぶりに手にとって立ち読みしてみます。
【2006/02/20 22:22】 URL | リサガス #- [ 編集]


リサガスさん、こんばんは。
いいタイトルですよね、これ(笑)。七五調だし。
そうですね、文章のテンポはやや悪かったかな。会話の表現が古いのはしょうがないけど。

それまでいろいろあった二人が、中年を過ぎてすてきなご褒美をもらった、というような出逢いでしたね。

明るい未来を無反省、無条件に信じる、マックスの力強い言葉は、読んでてほれぼれしました。
フィニイさんやギャリコさんの作品にも通底する姿勢だなあと思います。
【2006/02/20 22:41】 URL | きゅれん #FYZgSFjI [ 編集]


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