今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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【文庫本逍遥④】ハヤカワ文庫その4
 これは【文庫本逍遥④】ハヤカワ文庫その3のつづきです。
 今回は早川書房が出版するそのほかの文庫についてと、この項目のまとめ。


<ミステリアス・プレス>
 そのほかのハヤカワ書房刊の文庫本を、手元にあるものだけ見ていきます。

 「ミステリアス・プレス(THE MYSTERIOUS PRESS)」はハヤカワ文庫と同じサイズで、カバーの背表紙・本体の背表紙にも「ハヤカワ文庫」と書かれています。ハヤカワ文庫の支流みたいな位置づけでしょうか。

 前に感想を書いた⑩『図書館の死体』で、全体の装丁を見ていきましょう。
 カバーの背表紙は著者に関係なく明るい朱色で統一されています。
 いちばん上に「MYSTERIOUS PRESS」のロゴマークがあります。このロゴマークは背表紙に加え、表紙や裏表紙、本体の表紙・本体の扉などいたるところにあります(笑)。
 一方、ハヤカワ文庫で使われていた「TOKYO HAYAKAWA BOOKS」のロゴマークはどこにもありません。
 (でも、上記のように「ハヤカワ文庫」ないし「早川書房の刊行物」を表す通し番号が扉にあります。)

 背表紙の文字はすべてゴシック体です。また、「ミステリアス・プレス」の文字が黒地に白抜き文字で書かれています。
 この背表紙の装丁は独特です。このため、このシリーズが他社の文庫本の棚に紛れ込んでいるのを見たことがありませんね。

 裏表紙はハヤカワ文庫とほぼ同じ。作品紹介は15字×11行で、やはりゴシック体です。
 扉は白い紙です。紙の質が違います。やや凝った作りですね。

 本文は42字×18行。⑥より文字サイズが微妙に大きく、フォントも微妙に違います。僕個人としては非常に読みやすいフォントであり行間です。⑥より読みやすいといってもいいです。


 「ミステリアス・プレス」については、表紙の折り込み部分に、

 THE MYSTERIOUS PRESS Tokyo・New York・London
 ミステリアス・プレス・グループは提携・協力のもと、世界のすぐれたミステリ作品を出版しています


 とあります。どうやら、この3都市の出版社が共同で同一作品を出版する契約をしているのでしょう。
 また、奥付を見ると、発行所が「The Mysterious Press, Tokyo」となっています。早川書房は発売元です。このへんの関係は僕にはさっぱりわかりません(笑)。


 3都市の出版社が共同で同一作品をプロデュースするあたり、良質のミステリを提供しようという意図が感じられて好感が持てます(じっさいのところがどうなのかは知りませんが)。
 僕は今のところ、「ミステリアス・プレス」ではジェフ・アボットさんの「ジョーダン・ポティート図書館長」シリーズしか手をつけていませんが、ほかの作家・作品にも目を向けたいですね。



<ハヤカワepi文庫>
 「ハヤカワepi文庫」も、前に感想を書いた⑪『スパイダー』で見ていきます。
 背表紙は書名の部分にだけ色がつき、書名は白抜き文字(明朝体)です。最上段に番号、最下段に定価表示、そして「早川書房」の文字があります。背表紙に「早川書房」と書いてあるのはどことなく違和感がありますね(笑)。

 裏表紙はハヤカワ文庫とほぼ同じ。作品紹介は15字×13行(ゴシック体)。

 本体の表紙周り、扉もハヤカワ文庫と同じです。
 本文は40字×17行。⑨と同じ文字サイズ・フォントと思われます。

 奥付に書いてありますが、ハヤカワepi文庫は「すぐれた文芸の発信源(epicentre)」だそうです。
 たしかに、ラインナップはHMやNVに収められているのとは違うタイプの本が多い。単行本で持っている『ヘビトンボの季節に自殺した5人姉妹』も、文庫ではこのepi文庫から出ています。ほかにもボリス・ヴィアンやミラン・クンデラ、トニ・モリスンなどの著作がepi文庫に収められています。これらの作品はハヤカワ文庫に収録されるにはやや異質だとは思います。


 この「ハヤカワepi文庫」と、僕は手元に持っていないのですが「アガサ・クリスティー文庫」「ダニエル・キイス文庫」を併せた3種には、ハヤカワ文庫ならびにミステリアス・プレス文庫(つまり普通の文庫本サイズ)と比べて「縦長」という特徴があります。
 普通の文庫本は、縦の長さが152mmなのに対し、上記3種の文庫は157mmと、5mmほど長い
 書店の文庫本コーナーの、書棚の中で窮屈そうにしているのを見かけます(笑)。


 「クリスティー文庫」「キイス文庫」はともかく、「epi文庫」は大量部数を発行して儲ける類の作品ではなく、少数でも「出版することに意義がある」作品を発行するシリーズだと見られます。
 出版社も利益を上げて存続しなければならない私企業のひとつであるのはたしかですが、作品内容によっては、どうしても「慈善事業」めいてきます。売れなくても、世間的に注目を集めなくても、出版事業者としてこの本を世間に送り出さなければならないという「使命」を帯びる作品を不可避的に選択することがあるのではないでしょうか。
 「epi文庫」の収録作品にはそうした「使命」が感じられるものがあります。そう感じられる作品を散見できるというのは、すなわち早川書房がその「使命」を感じた作品をきちんと選んでいる証左だと思います。頑張れ早川書房!(笑)



<てなわけで>
 最初に書いたように、早川書房の文庫本にはずいぶん前からお世話になっており、これからもお世話になることは間違いありません。
 とはいえ、初期のころからずいぶん時間が経っていることもあり、絶版本が多いのも事実。
 たとえば②『夢の10セント銀貨』の背表紙折り込みのフィニイさんの著作リストで、HMに『五人対賭博場』『完全脱獄』『夜の冒険者たち』の三冊が挙がっていますが、⑥にこの三作品が挙がっていません。
 また、ギャリコさんの『ポセイドン・アドベンチャー』はかつてハヤカワ文庫NVから出版されていました。
 いずれも絶版となって久しいようです。
 こういった絶版本の見直し、再販・改版もまた、大手出版社となった現在、振り返るに値する事業だと思います。
 じっさい、「異色作家短編集」の復刊が現在進行中です。同じことを、ハヤカワ文庫でも検討してほしいですね。

 それに関して、ひとついいお知らせというか、期待できることがあります。
 その、ギャリコさんの『ポセイドン・アドベンチャー』ですが、現在ハリウッドでリメイクが進められています。
 今やハリウッドのヒットメイカーとなったヴォルフガング・ペーターゼン監督のもと、ジョシュ・ルーカス、カート・ラッセル、リチャード・ドレイファスさんらの出演で、2006年公開の予定となっています。
 この映画の公開に伴い、原作本が改版発行される可能性が期待できます。というか、ぜひそうしてください(笑)。
 フィニイさんの上記三作品も、①を含めた古いFT作品も、見直すに値する作品が多くあります。
 これら過去の出版物は出版社の宝です。


 最後にひとつ、ハヤカワ文庫についての思い出というか記録を書いておきましょう。
 東京から実家に帰ってきて、我が家の地下(組織)を覗き、懐かしい本を発見しました。
 アガサ・クリスティー/清水俊二訳『そして誰もいなくなった』
 昭和51年4月30日発行・昭和56年8月15日30刷です。僕が中学生のころに買いました。
 裏表紙の作品紹介には「クリスティー、最高の異色作」とありますが、この本はハヤカワ・ミステリ文庫の「1-1」です。すなわち、クリスティーさんはハヤカワ文庫の作家番号の1番目で、この本はハヤカワ・ミステリ文庫が出版するその1冊目、ということになります。
 「最高の異色作」が第1冊目というのがすてきです(笑)。

 僕が読んだクリスティー作品のうち、この本は2、3冊目にあたると記憶しています。
 (1冊目はたしか、『オリエント急行殺人事件』でした。)
 今回、ハヤカワ文庫について書くために地下(組織)から掘り起こしてきましたが、また読み直したいですね。
 「マザー・グース」の詩になぞらえた連続殺人というのが、若き探偵志望者の僕(大笑)の興をおおいにかきたてたものです。

 のちに映画を観ましたが、映画と原作とでオチが違うんですよね。映画版しか知らない人は原作を読むことを、原作しか知らない人は映画を観ることを、それぞれお勧めします。

 …と書いたものの、調べるとこの作品は4回も映画化されているんですね。
 僕が観たのは3回目の映画化(1974年作品)で、リチャード・アッテンボローさんなど出演のいわゆる「オールキャスト」もので、オーソン・ウェルズさんが声の出演をしていました。
 個人的には、映画より原作のほうが圧倒的におもしろかった。僕がクリスティーさんにはまるきっかけとなった(中学生のころですが)作品です。

 関係ありませんが、僕がクリスティー作品に接した最初の作品は、やはりオールキャストの映画「ナイル殺人事件」でした。ミア・ファローさんのファンになったのもこの映画です(笑)。

 現在刊行されている「アガサ・クリスティー文庫」はまさにハヤカワ文庫の宝。血糊のような赤い背表紙がすてきです(笑)。



 何とか、年内にこのシリーズを書き終えられて良かったです(笑)。

 まだ書いていない文庫本がたくさんあります。来年もお楽しみに(笑)。



※今回参照したハヤカワ文庫
①昭和55(1980)年4月20日 印刷
 昭和55(1980)年4月30日 発行
 バーナード・フィッシュマン/山田順子訳
 『自転車で月へ行った男』
 ハヤカワ文庫FT19  ¥220
 (38字×16行)
②昭和54(1979)年2月28日 発行
 昭和62(1987)年10月31日 4刷
 ジャック・フィニイ/山田順子訳
 『夢の10セント銀貨』
 ハヤカワ文庫FT2(FTフ 1 2)  定価360円(本体350円)
 (43字×17行)
③1982年3月31日 発行
 1995年4月15日 12刷
 ウォルフガング・ロッツ/朝河伸英訳
 『スパイのためのハンドブック』
 ハヤカワ文庫NF79  定価460円(本体447円)
 (40字×16行)
④昭和51(1976)年4月20日 印刷
 昭和51(1976)年4月30日 発行
 ポール・ギャリコ/高松二郎訳
 『ハイラム氏の大冒険』
 ハヤカワ文庫NV116  ¥350
 (43字×20行)
⑤昭和54(1979)年3月31日 発行
 昭和61(1986)年2月28日 6刷
 ジャック・フィニイ/福島正実訳
 『盗まれた街』
 ハヤカワ文庫SF333  定価400円
 (43字×19行)
⑥1980年11月30日 発行
 1997年4月15日 14刷
 ジャック・フィニイ/福島正実訳
 『ゲイルズバーグの春を愛す』
 ハヤカワ文庫FT26(FTフ 1 1)  定価(本体505円+税)
 (43字×18行)
⑦2003年12月31日 発行
 2004年1月20日 2刷
 デニス・ルヘイン/加賀山卓朗訳
 『ミスティック・リバー』
 ハヤカワ文庫HM285-1(HMル 3 1)  定価(本体980円+税)
 (40字×18行)
⑧2004年4月20日 印刷
 2004年4月30日 発行
 クリストファー・プリースト/古沢嘉通訳
 『奇術師』
 ハヤカワ文庫FT357(FTフ 11 1)  定価(本体980円+税)
 (40字×18行)
⑨2002年11月20日 印刷
 2002年11月30日 発行
 早川書房編集部編
 『フィリップ・K・ディック・リポート』
 ハヤカワ文庫SF1425(SFテ 1 0)  定価(本体580円+税)
 (39字×17行)
⑩1997年3月15日 初版発行
 1997年11月30日 8版発行
 ジェフ・アボット/佐藤耕士訳
 『図書館の死体』
 ミステリアス・プレス文庫110  定価(本体680円+税)
⑪2002年9月20日 印刷
 2002年9月30日 発行
 パトリック・マグラア/富永和子訳
 『スパイダー』
 ハヤカワepi文庫epi22(マ-2-1)  定価(本体700円+税)


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