今日をどう一生懸命生きたい?
朝目が覚めたら、「今日をどんな一日にしようか」と考え、計画を組み立てて実行し、夜眠るときに「大変だったけど、楽しかった」と声に出して言える、そんな一日一日を積み重ねて生きたいです
ヒマワリ

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第44巻「最高だよスヌーピー」
 昨日少し涼しくなりましたが、今日また暑くなりそうです。
 ただ、風がけっこうあります。東京と比較して感じるのは、札幌は1年を通して、けっこう風が強い街だということですね。春ころに藻岩山から吹き降ろす風を「藻岩颪」と呼んだりします(ま、わりと年配の人しか使わない表現かもしれない)(笑)。神戸の「六甲颪」と同じようなものだと思います。
 「風が吹くと桶屋が儲かる」かは、札幌ではどうなのかわかりませんが、地下街は儲かるかもしれませんね(笑)。
 儲かるといえば、11日で終了した大通公園のビアガーデンは、開業以来の新記録を樹立したそうです。何でも、売り上げたビールの中ジョッキを縦に積み上げると、富士山の46倍の高さになるそうです(笑)。こういう比較って、すごさがわかりづらいのがすごいです(笑)。
 ただ、そう聞かされても、正直、

 (「どうでもいいですよ…」)


 と、だいたひかるさんふうにぼそっとつぶやきたくもなります(笑)。



 さて、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で24回目となります。ボトムズなら「横断」の回です(笑)。

SNOOPY44「最高だよ スヌーピー」 この写りの良い、可愛らしい写真は、第44巻「最高だよスヌーピー(You're Tops, SNOOPY)」です。真夏のこの時期にぴったりの表紙ですね(笑)。
 表紙絵の元となったストリップはこの巻の70ページにあります。
 ヒマワリを植えたのはフリーダです(笑)。


 冒頭は、ウッドストックが渡り鳥にあこがれるので、スヌーピーが道案内をする話(笑)。
 いざスヌーピーと別れるときになって、スヌーピーと離れるのが怖くなったウッドストック。
 それ以前に、ウッドストックは渡り鳥じゃありませんものね…(笑)。
 スヌーピーはデイジーヒル子犬園にウッドストックを連れて行きますが、子犬園はなくなっていました…。

 という切ないエピソードのあとに、スヌーピーが「デイジーヒルパピーカップ」の最終予選に残ったという通知をもらいます(笑)。たぶん、両者のエピソードは描かれた順番が違うんだと思います(笑)。
 「パピーカップ」はその年のいちばんすぐれた犬に送られる賞。まず、スヌーピーは5人の推薦状を集めなければなりません。ルーシーには断られましたが、ライナスに推薦状を書かせるのは成功しました。
 (毛布と交換で。)(笑)
 すでにもらった気満々のスヌーピーは、トロフィーケースを作り始めます(笑)。
 (皮算用もほどほどに。)(笑)
 さて、スヌーピーはカップを受賞できたでしょうか…?


 チャーリー・ブラウンは、草野球であまりにやる気のないルーシーにいつもイライラしています。
 ゴロを見ても捕らない。
 (「楽しそうに転がっていたからじゃまをしたくなかったのよ」)(笑)
 フライを捕れない。
 (陽射しじゃなく「雲が目に入った」)(笑)
 打順が来ても三振ばかり。
 (「バットはそこにいたのに、ボールが姿を現わさなかった」)(笑)
 1・2塁に走者がいたのに、3塁でなく1塁にボールを投げた。
 (それがルーシーの「創造性」だったらしい。)(笑)

 いい加減見かねたチャーリーはルーシーをチームから放り出します。
 しかし、ルーシーは毎試合やってきます。
 (ヤジを飛ばしに。)(笑)


 最後に、すてきなエピソードがあります。
 いつものように、夏休み突入と同時にキャンプに送られたチャーリー・ブラウンとライナス(笑)。
 湖を挟んで反対側の女の子のキャンプには、ペパミント・パティとマーシーが来ています。
 マーシーはキャンプにチャックを知っている女の子がもう一人いると話します。
 なんと、チャーリーがいつも噂している“赤毛の女の子”が自分たちと同じキャンプにいるのです!
 パティは不安と好奇心とが入り混じりながらも、“赤毛の子”に会いに行きます。
 そして、どうやら大混乱となったらしい(笑)。
 女の子のキャンプで、“チャーリー・ブラウン”という名をめぐって揉め事が起こったため、チャーリーは自宅へ送り返されます。彼のせいじゃないのに(笑)。
 (チャーリーは女の子のキャンプで自分の名前が出たと聞いて大喜びでした。キャンプからも出られたし。)(笑)

 パティに何が起こったか?(笑)
 彼女はチャックに会いに来ますが、チャーリーは送り返されたあとです。
 彼女はライナスに一部始終を話しました。
 パティは、チャーリーが噂している赤毛の子を見て、泣いてしまいました。
 その子がとっても可愛くて、チャーリーがどうしてその子を愛しているか気づいたからです。
 そして、だれも自分をそんなふうに愛してはくれないと思いました。
 自分の大きな鼻やボサボサの髪形(枝毛が枝毛になっている)――赤毛の子に比べて自分がどれほど無様か思い至って、わんわん大声で泣いたのでした。

 ライナスはそんなペパミント・パティのほっぺたに「チュッ」ってしてあげます(笑)。
 こういうパティを見て、「チュッ」ってしてあげたくならない男の子はいません(笑)。


 新聞マンガの登場人物って、ストーリーマンガと違い、人物の性格が変化し、成長することはあまりありませんよね。それは「ピーナッツ」でもだいたい同じです。
 でも、このときのペパミント・パティは、ほかの登場人物にはない変化、成長を遂げました。こんなに正直に、素直に、ストレートに感情を顕にした人物は、ほかに登場していません。

 このあと、パティの登場回数がグッと増えたように感じます。チャックへのラブコールも増えました(笑)。パティという女の子がどういう子か、どうあってほしいかが、シュルツさん自身の中ではっきり見えてきたのかな。
 シュルツさんにとってパティがとてもいとおしい女の子なんだな、と読んでいて感じます。僕も、読み返して、パティをとてもいとおしく感じました。




 ツル・コミック版スヌーピーは、あははは、まだつづきます。


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第1巻「アッカンベー!!チャーリー・ブラウン」
 このところ定期的にお届けしている、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回でなんと23回目です。「24」だとまさにクライマックス直前です(笑)。
 いつもお読みいただきありがとうございます(笑)。

SNOOPY1「アッカンベー!!チャーリー・ブラウン」 この写りの良い、それゆえチャーリー・ブラウンの切なさがダイレクトに伝わってくる写真(笑)は、第1巻「アッカンベー!!チャーリー・ブラウン(NYAHH! NYAHH! Charlie Brown)」です。
 第1巻の大きな特徴は、タイトルが白抜き文字だという点(笑)。白い字で書かれているタイトルはありますが、字の周りを黒い線で囲んだ白抜き文字のタイトルは、僕の手持ちのツル・コミック版ではこれ1冊です。
 アッカンベーをしているバイオレットの左には、「Selected Cartoons from Good Ol' Charlie Brown Vol.1」と書かれています。

 以前書きましたが、僕が持っているツル・コミック版スヌーピーはすべて、背表紙が青です。この第1巻もそうで、あとのほうの巻でスヌーピーを知り、買い集めるようになってから手に入れた本です。買ったのは僕だったか兄だったか覚えていません。
 わりとあとのころに買ったようで、表紙も裏表紙も、それぞれの裏側もとてもきれいです。


 収録されているのは1955~1963年に描かれたストリップです。
 最初の巻という意味合いもあってか、レギュラーキャラのひととおりの生活、考え方、性格がまんべんなく紹介されています。

 チャーリー・ブラウンはのっけから「なつかしのうすのろチャーリー・ブラウン(Good ol' wishy-washy Charlie Brown)」とバイオレットやパティ(ペパミント・パティではない)に噂されています(笑)。

 野球チームも登場しています。ルーシーはセンターだったりレフトだったりしますが(笑)。
 (ときとしてチャーリー・ブラウンが外野を守っている場合もあります。)(笑)
 ライナスは毛布をすでに持っています。もちろん、野球の試合でも手放しません(笑)。
 スヌーピーは犬であることを嫌っています。「ボクが人間だったら犬なんかかうもんか!」(笑)
 ピッグ-ペンは「ホワイトカラー(a white-collar worker)」になると誓います(笑)。


 ルーシーがパティに「あなた1年生でしょ?」と話しかけている場面があります。彼女はパティより年下だったんですね。
 別のストリップで、パティがルーシーに「幼稚園はどう?」ときいています。ルーシーは就学前のようです。
 「幼稚園は向かないわ」と答えたルーシーに、「じゃほかにどこか行きたかったの?」とパティはきき返します。
 ルーシーの答えは、「士官学校」でした(笑)。


 子どものころは周りの人の影響をダイレクトに受けやすい――そのことを象徴するエピソードがあります。
 ライナスがチャーリー・ブラウンに、道で会った女の子のことを話しています。
 「でも一言も言えなくて…はずかしくって、こんがらがって…自意識過剰でどうしたらいいかわからなかったんだ…」
 このあと、たとえばライナスと同じくらいの年ごろの僕だったら、「恥ずかしくって逃げ出した」ってことになるでしょうね(笑)。
 ところがライナスは、
 「だからなぐってやった!!(So I HIT her!!)」
 と言ったのです。笑っていいんだか悪いんだか(笑)。

 これは、いつもルーシーにそうされているからでしょうね。「異性と付き合うときは、まず殴る」というルールを刷り込まれているのかもしれません(笑)。気の毒なライナス(笑)。
 別のストリップでは、ルーシーがライナスを「がみがみ屋の修行中(apprentice fussbudget)」と呼んでいますが、それを聞いたライナスはニッコリしています。当初、ライナスもルーシーと同じタイプの性格の子どもになるべく設定されていたことがわかります。

 こののち、彼の性格は変わっていきます。哲学的洞察力を開陳し、聖書をそらんじるライナスは女の子に暴力を振るわなくなります。さすがに、この姉弟を同じタイプの性格に仕立てることに、シュルツさんも抵抗を感じたのかもしれません(笑)。

 この性格の変化に、ライナス自身も自覚的です。
 彼が親指をしゃぶっていると、ルーシーがこう言います。
 「おばあちゃんがね 歯がまがってしまうっていってたわ…」
 これを聞いたライナスが反撃。
 「まがった歯とひねくれた性格とどっちがいいとおもうの?」(笑)

 ライナスはがみがみ屋の姉に洗脳されたら、自分がひねくれた人間になってしまうと、どこかで気づいたのでしょうね。そこで自分の生きる道を探し始めた(笑)。
 毛布や“カボチャ大王”は、彼の自己防衛の一種なのかもしれません。


 チャーリー・ブラウンは、残念ながら、このころ完全に「敗北者」であり、さらに「敗北者」でありつづけようとしています。
 バイオレットにひどいことを言われたチャーリー・ブラウンですが、シャーミー(背の高い男の子)が慰めようとするとこう言い返します。
 「彼女がボクにいじわるするたびに、なんとなくされてやらなくちゃいけないような気になるんだ…」(笑)

 人に愛されたくて臆病になり、愛されたいという気持ちを前面に出しすぎてうっとうしがられるチャーリー・ブラウン――みんな、彼を見て「いいヤツ」と感じながら、決して彼のようになりたいと思いません。
 でも、やがて彼は「赤毛の女の子」への恋心や妹サリーに対する面倒見のよさ、ペパミント・パティとのつかず離れずの気持ちのかよわせ合い、ペギー・ジーンとの相思相愛の関係などをとおして、自立したしっかり者の男の子に成長していきます。
 (運のめぐり合わせは相変わらず悪いけど。)(笑)




 ツル・コミック版スヌーピーのシリーズは、あははははは、まだつづきます。


第18巻「ちゃっかりスヌーピー」
 最近はほぼ定期的にお送りしているツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で22回目となります。イデオンで言うと「甦る伝説」、ボトムズで言うと「触発」の回です(笑)。
 いつもお読みいただきありがとうございます(笑)。

SNOOPY18「ちゃっかりスヌーピー」 この写りの良い写真は、第18巻「ちゃっかりスヌーピー(Dogmatic SNOOPY)」です。赤の色使いが懐かしい雰囲気を出しています(笑)。
 "dogmatic"は「教条的な、押しつけがましい」といった意味です。理屈というより教義、信条に頼り、それを押しつけようという独善的な態度を表していますが、直訳だとちょっときつく聞こえますね。「ちゃっかり」は、信念を押し通しつつ、なんだかんだいって最後にはいいところを持っていくスヌーピーの姿勢をうまく表しているなあと思います。
 あと、"dog"と引っかけてつけたのでしょうね。"dogmatic"はスヌーピーのような"dog"らしい態度だと(笑)。

 表紙絵にあるように、スヌーピーはまだ四足で面長です。寝るのも屋根の上でなくて小屋の中です。普通の犬っぽい(笑)。
 収録されているのは、2ページ完結(日曜版?)のストリップがほとんどです。


 ライナスが毛布を持ち始めて間がないころなのかわかりませんが、この巻には毛布にまつわるエピソードがたくさん収録されています。
 その中から、ライナスとスヌーピーの毛布をめぐる抗争の歴史をたどってみたいと思います(笑)。

①スヌーピーが毛布を枕にして寝ています。
 (寝方は人間と同じあおむけ。)(笑)
 ライナスが怒っても、スヌーピーは聴く耳を持ちません。
 そこでライナスは、「だれだい、こんなにたくさんのネコをうちに入れたのは!」と怒鳴って、スヌーピーを飛び上がらせました。
 (この程度のウソで飛び上がってしまうあたり、まだスヌーピーも犬っぽかったものです。)(笑)

②毛布を奪おうとしたスヌーピーですが、指をしゃぶっているライナスが目をつぶったまま「おっと、動くなよ」と警告を与えます。
 (よくある、二人の抗争の始まりのシーン。)(笑)
 スヌーピーは奇襲攻撃を仕掛けましたが、ライナスは毛布の下の端を床に釘づけしていました…(笑)。

③毛布をうまくかすめとったスヌーピー。
 ライナスはスヌーピーの小屋に押しかけ、激しい格闘の末取り返しましたが、毛布の反対の端にスヌーピーがしがみついたままです。
 しょうがないので、そのままいつものポーズを…(笑)。

④毛布の端に食いついたスヌーピーですが、ライナスがしがみついたままです。
 そのまま小屋に飛び込んだ二人。
 出てきたときは二人ともボロボロでした…。
 (小屋もボロボロ。)(笑)
 このときはライナスの気迫勝ちでしたね。世間の厳しい荒波にもまれようと、負けるなライナス!(笑)

⑤スヌーピーは毛布の端に食いつきますが、ライナスはしがみついて離れません。
 毛布ごとライナスを振り回したスヌーピーは、その勢いでライナスを空中に打ち上げます(笑)。
 「ボクは人間を打ち上げた史上最初の犬だ!」(笑)
 このあと、ライナスはどうなったんだろう…?(笑)

⑥野球の試合中、毛布を持って指をしゃぶるいつものポーズで守備についているライナスを、スヌーピーが後ろから襲います。
 スヌーピーに振り回されながら、ライナスはボールをキャッチ!(笑)


 かつてはルーシーの言うことを従順に聞いていたライナスですが、この巻では幾度となく反撃に出ています。
 ライナスが毛布を抱いて安らかな表情をしているのが気に入らないルーシーは、彼から毛布を奪って散り散りに引き裂いてしまいます。
 さあどうだとライナスに勝ち誇った表情を見せるルーシーにライナスが一言。
 「これボクの毛布じゃない…姉さんのだよ!」(笑)

 砂場で巨大な城を作っているライナス。彼はときどき砂場ですごいのを作りますよね。
 (恐竜とか。)(笑)
 そこに三輪車で登場したルーシー。
 「トツゲキ!(CHARGE!)」
 ライナスの城はすっかりなくなってしまいました。
 おもむろに立ち上がり、どこからかペンチを持ってきたライナス。
 ルーシーの三輪車の運命は…(笑)。

 ルーシーがテレビを見ていると、ライナスがやってきて「僕の好きな番組見たい」と言います。ルーシーは「ここから出てって!」と怒鳴ります。いつもの光景ですね(笑)。
 出て行こうとしないライナスにゲンコツを見せ、「一発お見舞いしようか?」とすごむルーシー。いつもの光景ですね(笑)。
 ところが、そんなルーシーを無視して、テレビのチャンネルを替えるライナス。
 「ちょっともコワクないよ!」
 と平気な顔でルーシーに立ち向かうライナス。すばらしい!(笑)
 ラストカットでは、めずらしく、ルーシーの泣く姿が…(笑)。

 このように、ライナスがルーシーを負かす場合もあるのです。虐げられてきた者にも勝利のチャンスがあることを、ライナスは教えてくれます(笑)。
 とはいえ、ライナスが負けるエピソードの多くが示しているように、一回使った勝利のパターンは、二回目以降はルーシーに通用しないことも教えてくれます(笑)。


 そんなルーシーも、シュレーダーには相変わらず負けっぱなしです。惚れた弱みでしょうね。
 シュレーダーに可愛いところを見せようと、ベートーベンの絵を描いて持っていったルーシー。
 手のひら大のベートーベンの絵を見てシュレーダーは「へえ、うまいなあ!」と気に入った様子。
 「あなたの部屋に掛けたらどうかしら?」と言うルーシーの提案に従って、二人がシュレーダーの部屋に入ると、そこには3メートル四方の巨大なベートーベンの肖像画が…(大笑)。

 新聞の人生相談にシュレーダーとのことを書き送ったルーシー。
 「ある男の子に私は恋をしています。彼の考えてることといったらバカげたピアノとかバカげたベートーベンのことだけ!わたしどうしたらいいんでしょう?」
 それを聞いたシュレーダーは、怒ってピアノを持ち上げ、行ってしまいました。
 床に寝転がるルーシーは新聞のアドバイスを読みます。
 「ルーシーさま…音楽家には決して恋をしないこと」(笑)

 それでもこのふたりのエピソードは、こののちも延々とつづきます。
 だれかに対して強いだれかも、別のだれかに対しては弱い――「ピーナッツ」では、一方的で一面的な強者/弱者を作らない、複雑だけど普通の人間関係を描いているんだな、と感じます。


 そういえば、シュレーダーがだれか女の子を好きになるエピソードってあったっけ…?(笑)



 今書いてて気づいたのですが、この巻に学校のエピソードが収録されていません。
 ルーシーが三輪車に乗っていたりするので、彼らはこのころはまだ、就学前なのでしょうね。




 ツル・コミック版スヌーピーのシリーズは、あはははは、まだつづきますよ。

第54巻「われらの英雄チャーリー・ブラウン」
 またまたツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で21回目となります。イギリスでは成人式ですね(笑)。いつもお読みいただきありがとうございます(笑)。

SNOOPY54「われらの英雄チャーリー・ブラウン」 この写りの良い、表情も良い写真は(笑)、第54巻「われらの英雄チャーリー・ブラウン(Our Hero Charlie Brown)」です。
 表紙の元絵はこの巻には収録されていません。
 (どこかで見た記憶があります。)(笑)

 第53巻から、キャラクター紹介が変わりました。キャラクターの紹介文がなくなって、その分、レギュラーキャラからゲストキャラまでたくさん載っています。
 右ページのゲストキャラには、僕の知らないキャラがたくさん出ています。
 ベッドに寝ている女の子、「ライラ」。
 (「ライラ・ミラ・ライラ」さんではないと思う…。)(笑)
 バットとグローブを持っている「ホセ」。
 (「ホセ・メンドーサ」さんではないと思う…。)(笑)
 姉妹らしきふたり、「シャーリー」と「ソフィー」。
 (「シャーリー・マクレーン」さんと「ソフィー・マルソー」さんではないと思う…。)(笑)
 小さい男の子、「ファイブ」。
 (「ジャクソン~」ではないと思う…。)(大笑)


 また、巻末の解説と別に、巻頭にもうひとつ解説があります。
 この巻には明治大学教授(たぶん当時)堀内克明氏が「ピーナツの英語(2)」と題した解説を寄せています。
 それによると、学生(日本の学生を指しているようです)の間で「チャーブラ」というと、「人が良くて、いつもくよくよしている人、へまばかりしてバカにされている人」を意味するそうです。
 つづけて、「アメリカ英語で Charlie Brown! というと「ありゃまあ!」という驚きの間投詞になっている」とあります。「Charlie Brown」はすでにマンガの登場人物を指す固有名詞ではなくなってきているのですね。
 (このマンガ本が発行された当時の話です。)

 スヌーピーの「snoop」は「うろうろ覗き回る」の意味で、「snoopy」になると「せんさく好き」を指すとのこと。さらにこれはもともとオランダ語から来ていて、「こっそり食べる」という意味の動詞だったらしい(笑)。


 この巻の最初のほうに、ビーグル・スカウトと、彼が引率するウッドストックの仲間たちが登場します。ここではまだ名前がありませんが、彼らがのちに「コンラッド」とか「フレッド」、「レイモンド」、「ビル」といった名前をつけられ、正式にスカウトとして成長するのでしょう(笑)。


 スヌーピーがごはん皿に向かって喜び勇んで飛びつき、左足を怪我してしまいます。
 松葉杖を使い始めますが、長すぎて使えません(笑)。
 (スヌーピーが浮いてしまう。)(笑)
 松葉杖を隣家の猫に投げつけたら、ぐにゃぐにゃに曲げられて投げ返されました(笑)。
 そんなおり、チャーリー・ブラウンのもとにペパミント・パティから電話が入ります。チームのショートに、マーシーとスヌーピーをトレードしたいというのです。
 足の怪我のことを言いかけるチャーリーですが、パティは彼の話を聞いていません(笑)。
 ま、パティも、マーシーが野球嫌いで、戦力にならないことをチャーリーに言わないのですが(笑)。
 スヌーピーの足のギブスを見てビックリするパティ。
 「不正トレードだ!」と腹を立てますが、自分の好き勝手に選手をトレードしようとするパティにばちが当たったのですね。
 (マーシーとスヌーピーは一緒になってパティに「モー」と牛の真似で報復です。)(笑)


 スヌーピーがテニスの大会の混合ダブルストーナメントに出場するため、車庫を相手に練習しています。
 ペアを組むパートナーも車庫だそうです(笑)。


 第40巻でペパミント・パティがライナスの“カボチャ大王”を信じるエピソードがありましたが、この巻でそのつづきともいうべきエピソードが楽しめます。
 たぶん別の年のハロウィンに、パティはカボチャ畑で“カボチャ大王”を待っています。それを見たマーシーがライナスに電話をかけ、「あなたに弟子ができた」と話します(笑)。
 ワクワクしながら待つ二人ですが、パティはこう言ってしまいます。
 「“カボチャ大王”に新しいグローブを頼んだの…」
 それを聞いたライナスは激怒。
 「“カボチャ大王”にプレゼントの注文はしないものなんだ!きみは“カボチャ大王”の感情を傷つけたんだ!」

 …へえ、そうだったんだ(笑)。
 たしかに、プレゼントを頼んで、それを持ってきてくれるのなら、ライナスの言うとおり、サンタクロースと変わらないですよね。
 ハロウィンの習慣といえば、「TRICK OR TREAT」(「スヌーピー」では「おごってくれるかいたずらするか」と訳されている)ですが、これも「○○をください」と言って家々を廻るものではありません。
 ライナスが「ハロウィンの精神(the spirit of Halloween)」と呼んだのは、誠実さ、清廉潔白、無垢の信仰といった心の姿勢なのかもしれません。
 それに対して、パティは現実家ですからちゃっかりしています。いま目の前にある困難から救ってほしいのです。
 ただ、もっと現実家の人は、そもそも“カボチャ大王”を信じませんよね(笑)。

 パティはライナスに叱責され、カボチャ畑を追放されてしまいました(笑)。
 もちろん、“カボチャ大王”は現われず…。
 (それはパティのせいじゃないでしょうが…。)(笑)


 最後に、スヌーピーがスパイクから手紙をもらって、感謝祭の晩餐会に出向いていきます。
 コヨーテと一緒の晩餐会です(笑)。
 スヌーピーは地図を読むのが得意だから心配いりません。
 (「三角や点や色分けや数字や名前」以外は全部わかります。)(笑)
 やがてコップ1杯の水とライナスの毛布を持って、スパイクの待つニードルスの町へ砂漠の中を歩いていきます。
 (コップの水の氷はあまり長持ちしません。)(笑)
 心配屋のチャーリー・ブラウンは、「スパイクがスヌーピーを迎えに来て、二人がすれ違ったらどうなるだろう?」とポツンともらします。ルーシーは「あなたってほんとにつまらないこと思いつくのね」といつものようにあきれますが…。
 (こういうときばかり、チャーリーの予言は的中しますよね…。)(笑)



 あと、ルーシーが贈ったプレゼントにシュレーダーがめずらしく喜びました。
 (画像をお楽しみください。)(笑)




 さて、この巻は僕が持っている最新の(笑)ツル・コミック版スヌーピーです。
 奥付を見ると、「初版発行1977年7月10日」とあります。巻末の既刊紹介はこの第54巻が最新です。もう覚えていませんが、発刊時にすぐ買ったのでしょう。
 このあと、僕も兄もスヌーピーのマンガを買わなくなりましたので、実質的な最新刊なのです(笑)。

 「スヌーピー」から離れた兄と僕は、「手塚治虫漫画全集」(講談社刊)の蒐集に興味がシフトしました(笑)。




 ツル・コミック版スヌーピーのシリーズは、あははは、まだまだつづきますよ。


第4巻「スヌーピーおん大将」
 またまたツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で20回目です。いつもお読みいただきありがとうございます(笑)。まだつづきます(笑)。

SNOOPY4「スヌーピー おん大将」 この写りの良い写真は、第4巻「スヌーピーおん大将(A Little Boss SNOOPY)」です。スヌーピーの上には、
 「Selected Cartoons from SNOOPY VOL.Ⅱ」
と書かれています。
 巻数は古いけど、買ったのは「スヌーピー・デイズ」のわりとあとのほうだったと思います。
 (表紙も裏表紙もまだとてもきれいですし、僕の署名もありません。)(笑)


 その名のとおり、スヌーピーのさまざまな表情が楽しめる巻になっています。
 物真似するスヌーピーがたくさん登場します。
 バイオレットの真似して歩いたり。
 (バイオレットに見つかって赤面してしまいました。)(笑)
 ルーシーの真似は傑作でした(笑)。
 それから、ペリカン、大鹿、サイ、白熊、大蛇、ペンギン…。
 さすがに、ベートーベンの物真似をしてみせたら、シュレーダーが激怒しましたね(笑)。
 それに、なんと、○ッキーマウスの物真似まで…(笑)。


 このころのスヌーピーはまだ四足が基本で、物真似はするけど、「第一次大戦の撃墜王」とか「世界的に有名な弁護士」など、扮装してなりきるまではいきません。
 それと、表紙では屋根の上に横になって寝てますが、本の中では屋根の上で寝ているシーンがありません。普通に小屋の中に座っています。
 きっとこの先、小屋の中で寝ると不安になるエピソードがあるのでしょう(笑)。


 スヌーピーは人間の言うことでけっこうよく傷ついていました。
 シュレーダーに「スヌーピーみたいな犬はいくらくらいだろう」と訊かれて、チャーリー・ブラウンは「ハ!あんなの二束三文(dime-a-dozen)だよ」と軽率にも答えてしまいます。
 傷つき、落ち込むスヌーピー。元気を取り戻したと思ったら、シュレーダーに「やあ二束三文」と呼ばれてまた思い出したり。
 やがて傷ついた気持ちは怒りへと変わり、チャーリー・ブラウンへ突進を繰り返します(笑)。

 チャーリー・ブラウンに「ひげづら(fuzzy-Face)」と呼ばれることもあります。しかし、このときはバイオレットに「あなたのひげづらが好き」と言われて立ち直りました。
 (チャーリー・ブラウンに向かって「アッカンベー」です。)(笑)


 それでも、スヌーピーはたいてい落ち込まずに、よくダンスをしています。
 あまりの能天気ぶりに、ルーシーは「バカ犬!」と呼びますが、スヌーピーは意に介しません。
 やがて、ルーシーも踊りだしてしまいました(笑)。
 (「踊るアホウに見るアホウ」。)(笑)


 のちのちの「なりきりスヌーピー」も楽しいですが、人間っぽくなりすぎず、人真似をするこのころのスヌーピーも、見ててとても笑えます。
 主人のチャーリー・ブラウンの下へ駆け寄るのに、直前で手を広げて抱きつこうとしたり(笑)。
 「本物の犬」を写生しようとするチャーリー・ブラウンの前で腕組みをしたり、ボディビルダーのように力こぶを作ったり(笑)。
 (チャーリー曰く、「ボクは本物の犬なんて知らないと言わなくちゃならないな…」。)(笑)
 ルーシーに呼ばれて、バタフライで近寄っていったり(大笑)。

 思うに、このころのスヌーピーは、人間に不当に扱われつつ、人間の行動を模倣することで人間を笑い飛ばしているのでしょう。
 そういうスヌーピーを見て僕らも、犬に笑い飛ばされる自分のこっけいな姿を健全に笑い飛ばすことができるのかもしれません。




 「ツル・コミック版スヌーピー」は、あははは、まだまだつづきます。


第47巻「しあわせだねスヌーピー」
 ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で19回目です。毎度お読みいただきありがとうございます(笑)。

SNOOPY47「しあわせだね スヌーピー」 この写りの良い写真は、第47巻「しあわせだねスヌーピー(You're The Lucky One, SNOOPY)」です。充実の40巻台です(笑)。
 第41巻第43巻同様、ピンクの表紙が目に眩しいですね(笑)。
 表紙の元絵はこの巻の9ページにあります。
 (自分ですごくいいと思っている小説の書き出しが見つかったときの表情です。)(笑)


 サリーは、遊び場を独占している子どもたちに立ち向かうため、スヌーピーを抱えていきます。彼女はセオドア・ルーズベルトの助言を取り入れました。
 “言葉はやさしく 腕にはビーグル(Speak softly and carry a Beagle)”(笑)
 (ルーズベルトの本物の助言の文句は知りません。)
 スヌーピーはヤンチャな子どもたちに吠えかかり、サリーは遊び場を独占できます。
 しかしあるとき、サリーが砂場で遊ぶ女の子をどかそうとしたのですが、スヌーピーは初恋の女の子を見かけ、サリーのもとからトンヅラしてしまいました(笑)。
 (サリーはボコボコに…。)(笑)
 スヌーピーもさることながら、彼に頼ってよその子を追い払おうとするなんて、サリーは虫が良すぎましたね。


 ペパミント・パティがマーシーにスケートを披露します。
 マーシーは「スケートができるなんて知りませんでした 先生」と言っていますから、このときがパティのスケートの初お披露目だったのでしょうね。
 第51巻に載っていた、パティがスケート大会に出場するためトレーニングするエピソードのすぐ前の話と見られます。
 パティはチャーリーに電話をかけ、コンクールに出るためプロにレッスンしてほしいと言います。
 当然、パティの話がピンと来ないチャーリーに、パティは「おたくにナンバーワンがいるじゃないの」と言います(笑)。

 そうして、「世界的に有名なうるさがたプロスケートコーチ」がやってきました(笑)。
 1レッスン10ドル取るそうです(笑)。
 (でも言うのは「ウォー!」と「アッカンベー!」だけ。)(笑)

 そして、マーシーの家でミシンを見て、マーシーが「縫い方を知らない」というのも聞かず、ドレスを縫ってくれるよう言いくるめ…と、51巻へとつづいていきます。
 それにしても、スヌーピーのコーチって、パティにどのくらい役立ったのか…(笑)。


 サリーのエピソードでよく登場するのが、「見せてお話(Show And Tell)」です。サリーは何だかんだ言って、けっこうマメにこの授業をこなしていますよね(笑)。
 何か物を持ってきて、それについて調べたことを発表する「見せてお話」――こういう授業というか、自由研究というかって、僕が小学生のころにはした記憶がありません。
 (そのため、読んでいた当時、サリーの「見せてお話」にはあまりピンときませんでした。)(笑)
 日常生活に密着したものを調べたり、それについて人前で発表したりすることは、日本の学校の授業ではあまりしていないように思います。

 この巻のサリーは、自分と同じくらいのサイズの箱を「見せてお話」に持ってきましたが、中身に話が及ぶ前に席に戻らされました(笑)。
 別の巻に収録されていたエピソードでは、スヌーピーを「見せてお話」に連れてきたところ、彼が踊りだし、前の席の女の子に色目を使ったので、サリーは大恥をかきました(笑)。


 ルーシーのシュレーダーに対する恋心は、しばしば暴走します(笑)。
 …いえ、いつも暴走します(笑)。
 彼女はついに「あなたとの仲もおしまいよ」とシュレーダーに言いますが、シュレーダーに「僕たちは始まってもいないんだよ」と言われて返す言葉がありません(笑)。
 彼女はシュレーダーの家の近くをうろついていながら「家のまわりをうろつくのをやめて」と言ったり、自分から電話をかけておきながら「もう終わりって言ったのにどうして電話してくるの?」とシュレーダーに突っかかります。
 まさにルーシーが自分で言うように、

 「恋とは自分で自分の言ってることがわからないってこと(Love is not knowing what you're talking about)」

 ですね…(笑)。

 ルーシーはほかの誰でもない、ピアノこそ自分のライバルと気づき、シュレーダーからピアノをひったくって下水に投げ込んでしまいました!
 シュレーダーはマンホールから下水道に降り、ピアノを発見するも、大雨でピアノが流されてしまいます。「世界的に有名な救助隊」であるスヌーピーも役に立ちませんでした。
 (水が冷たいからとあっさりやめてしまいました。)(笑)
 結局、シュレーダーはピアノを新しく買い直しました。
 ちなみに買い直したのは二度目。
 (一度目は「タコ食いの木」に食われちゃったそうです…。)(笑)


 最後に、ペパミント・パティがマーシーに指摘され、スヌーピーが犬であることを初めて知るエピソードがこの巻に収録されています(笑)。




 「ツル・コミック版スヌーピー」のシリーズは、あははは、まだまだつづきます。


第8巻「“孤独ね”チャーリー・ブラウン」
 またまたつづきまして、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で18回目となります。長らくお付き合いいただきありがとうございます(笑)。まだつづきます(笑)。

 そういえば、いつだか、「ライナス」の名のついた巻を持っていないと書きましたが、第34巻巻末の所有&購入予定リストを見ますと、第12巻「おしゃぶりライナス」を持っていることになっています(笑)。記憶にないのですがね…(笑)。

SNOOPY8「“孤独ね”チャーリー・ブラウン」 さて、この写りの良い写真は、第8巻「“孤独ね”チャーリー・ブラウン(“LONESOME”Charlie Brown)」です。右のポニーテールの子がバイオレット、左のブロンドの子がパティ(ただのパティ)、そして真ん中がおなじみチャーリー・ブラウンです(笑)。表情もいつもの表情ですね(笑)。


 この巻に収録されているのはすべて、2ページでひとつのエピソードが完結するストリップです(たぶん、日曜版)。
 執筆年は1958~1964年ですから、キャラクターのデザインや年齢設定に幅があります。
 とくにサリーは、ハイハイしているころから、達者な口をきいてチャーリー・ブラウンをやり込めるころまで、いろいろ楽しめます(笑)。
 スヌーピーも四足からダンスまでいろいろ(笑)。


 第14巻の表紙の元絵であるエピソードがこの巻に収録されています。
 凧揚げの下手なチャーリー・ブラウン。
 …いえ、間違えました。
 凧揚げも下手なチャーリー・ブラウン(笑)。木にからまってぶら下がってしまいました。
 そればかりか、通りかかったルーシーに振り子のように揺さぶられます(笑)。

 またあるときは、揚げた凧がスヌーピーの小屋の上に落ちます。
 凧糸にからまるスヌーピー。
 もちろん、チャーリーもからまります。
 通りかかったライナスもからまります(笑)。
 そしてルーシーまでも…(大笑)。

 どんなに努力しても凧を揚げることができないチャーリー。絶望し、自棄になり、怒鳴り散らしていると、ルーシーが「その凧、私の友だちに持って行ってもいい?」と訊きます。
 「それを揚げることができたら君の友だちは天才だよ!」と叫んだチャーリーですが、まもなく凧が浮かんでいるのが目に飛び込んできます。
 凧を揚げていたのは、チャーリーのいちばんの親友でした…(笑)。


 読み返さなくても覚えていたエピソードが、ルーシーが恐竜のプラモデルを作る話。
 ティラノザウルスのプラモデルを作り始めたルーシーのところに、ライナスとスヌーピーが通りかかります。うらやましくて、「手伝ってもいい?」とライナスが尋ねると、ルーシーはめずらしく「まあね」と答えます。
 ライナスは恐竜の骨の部品をつなげながら、「足指の骨は足の骨につながって…足の骨は足首の骨につながり…足首の骨はすねの骨につながる、そうだね?」とスヌーピーと盛り上がります(笑)。

 「♪すねの骨はももの骨につながり ももの骨はヒップの骨に ヒップの骨はひざの骨につながる~」

 と歌いながら、スヌーピーとダンスを始める始末。
 (ダンスの表情が傑作です。)(笑)
 そんなことしてると、もちろん、ルーシーに放り出されますね(笑)。
 それでなくてもルーシーのお手伝いですから、おとなしく作業をしていればよかったものを…(笑)。


 この巻ではまだフリーダが健在です。
 あるとき、ルーシーがシュレーダーのピアノのところへ行くと、いつもルーシーがもたれかかる位置にフリーダがいました。
 ショックを受け、絶望的な表情ですごすご引き下がるルーシー。めずらしいこともあるものです(笑)。
 スヌーピーはそんなルーシーにジェスチャーで解決策を指南します。
 牙をむき出して飛びかかる仕草をして見せるスヌーピー。どうやら、「やっちまえ」ということですね(笑)。
 ルーシーのことですから、もちろん、やっちまいました(大笑)。


 フリーダは「おせっかい」なキャラと設定されていたようです。
 彼女は屋根の上で寝てばかりいるスヌーピーに、「ウサギを追いかけるのに絶好の日よ」と言って、無理やりウサギ狩りに行かせます。彼女としては、犬は狩りをする習性を持っているし、その習性を開発しなければならないのです。
 しかし、寝るのが好きなスヌーピーは、ウサギを見つけて連れ帰り、一緒に寝始めました…(笑)。

 別のときにも、スヌーピーに向かって「なまけもののまぬけ犬!ウサギでも追ったらどうなの?」と叱りますが、チャーリー・ブラウンに「ボクの犬になに命令してるんだよ!君の忠告がききたかったらこっちから訊くよ!帰れよ!」と言われ、ションボリしてしまいます。
 正論を言い放って、飼い犬(と飼い主)の名誉を守ったように得意げなチャーリーですが、スヌーピーがチャーリーの頭の上に乗って、フリーダに向かって「アッカンベー!」ってやるのを見て、自分の言ったことに自信がなくなりました…(笑)。

 子どもだけじゃなく大人でもそうですが、自分の正しさを主張したにもかかわらず、お互いに決まりの悪い思いに駆られることがあります。
 いつもは自信なさげな表情と物腰のチャーリーがたまに「正義感」や「自己主張」を発揮すると、決まって周りの雰囲気がオカシクなります(笑)。



 このほか、スヌーピーの小屋の周りに雑草が生い茂ったのですが、スヌーピーの指示で、何者かがムシャムシャと食べまわるエピソードが印象的でした(大笑)。
 (ま、まさか、芝刈り機の男…?)(笑)




 「ツル・コミック版スヌーピー」のシリーズは、あははは、まだまだつづきます。


第52巻「とくい顔だねスヌーピー」
 またまた、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回が17回目です。僕が実家を離れても、実家を建て替えても、マンガ本を捨てずに取っておいてくれた両親に感謝です(笑)。

SNOOPY52「とくい顔だね スヌーピー」 この写りの良い写真は、第52巻「とくい顔だねスヌーピー(Cheer Up, SNOOPY)」です。絵の元のマンガはこの巻の25ページにあります。
 スヌーピーは第51巻の表紙と同じ「ビーグル・スカウト」の格好ですね。チャーリー・ブラウンはスヌーピーの大真面目なお芝居に付き合わされて困惑顔です(笑)。


 第53巻に登場した「第28回パウダーパフ・ダービー」の模様のひとコマが収録されています。
 長旅で気が滅入った(笑)マーシーは、整備士のスヌーピーに「チュッ(Smak)」ってされて気分がよくなりました(笑)。


 チャーリー・ブラウンがテニスをするエピソードがあります。めずらしいですね、チャーリー(笑)。
 相手はスヌーピーと思われますが、そのストリップではチャーリーしか描かれていません。
 構えているチャーリーに飛んできたのは、ボールではなくボール缶(笑)。
 チャーリーは「今度サーブするときはボールをカンから出してくれよ!」と言います(笑)。
 でも、このちょっとした表現の中に彼の優しさが含まれていますね。「何するんだ!」とか「きみとテニスはできない!」とか「殺す気か!」とは言わず、「今度」の場合について注意するのですから。
 ルーシーなら、三番目の言い方で相手をぶちのめすでしょう…(笑)。


 スヌーピーは「世界的に有名なホッケー選手」、「世界的に有名なビーグルスカウト」、テニス選手、フィギュアスケーター、モトクロスレーサーの「ジョー・モトクロス」、小説家、第1次大戦の撃墜王、と今回も変幻自在です(笑)。
 ジョー・モトクロスはオートバイにまたがり、
 (「オートバイ」はもちろん、彼のいつもの居場所です…。)(笑)
 チェーンを壊し、ブレーキペダルを曲げ、タイヤをパンクさせ、エンジンをダメにし、鼻を怪我し、歯を3本折りながら、見事トロフィーを勝ち取りました!すごいぞジョー・モトクロス!(笑)


 ある日、大雪が降りました。
 スヌーピーはウッドストックを心配して、雪の中を漕いでいきます。
 「多分雪に埋もれちゃっているだろうな それともこちこちにこごえているか それとも…」
 ウッドストックの巣を見上げると、そこにはエスキモー風の氷の家が…(大笑)。


 ルーシーがマウンド上のチャーリー・ブラウンに近づいて言います。
 「第一打者は私の頭ごしにヒットしたわ…第二打者は私の手前に打って 第三打者は私の左 第四打者は右へ打ったわ…」
 そして締めくくりに、「つぎの打者を楽しみにしてるの!」(笑)。
 そう言いながら、ルーシーはきっと、全部捕れなかったんでしょうね…(笑)。


 中ほどに、僕が読まなくても覚えていた、ライナスがスヌーピーを誘って「しょうろ(truffles:トリュフ)狩り」に出かけるエピソードがあります。
 トリュフというと豚を使って掘り当てるというイメージがありますが、ライナス曰く、豚はトリュフを見つけると飲み込んでしまう(gobble)ので、いまは犬を使うそうです。
 おだてられたスヌーピーは、「世界的に有名なしょうろハウンドがしょうろ狩りに出発する」といつものようになりきります(笑)。
 森の中でしょうろを探す二人の前に現われた、黒髪で目の大きな女の子――彼女は「しょうろ(Truffles)」という名前でした(笑)。
 ライナスはこのしょうろちゃんのことが好きになってしまいました。がみがみ屋の姉とがみがみ屋のサリーと比べると、しょうろちゃんの奥ゆかしさは天と地の差があります(笑)。
 僕が比較的よく覚えているゲストキャラでした。


 最後に、これも読まなくても覚えていたエピソードがあります。
 ペパミント・パティが、お父さんが夜勤で深夜にならないと帰ってこないため、眠るのが怖くて夜更かしし、その結果学校で居眠りばかりしてしまいます。
 (夜更かししなくても、授業中の居眠りはとくいだったような気がします。)(笑)
 チャーリー・ブラウンに相談していると、スヌーピーが「番犬用ビーグルはいかが?」と得意げに登場(笑)。
 こうしてスヌーピーがパティの家に泊まることになりますが、彼が通された客間のウォーターベッドはボヨンボヨンで(笑)、スヌーピーは寝るどころか、ベッドの上から抜け出せなくなります。
 運悪く、そこに泥棒が!
 パティはスヌーピーに助けを求めますが、ウォーターベッドの上で飛び跳ねつづけるスヌーピーに何ができましょうか(笑)。
 怒ってスヌーピーにつかみかかろうとしたパティもベッドの上でボヨンボヨン(笑)。
 深夜にもかかわらず、ライチャート家(ペパミント・パティの本名は「パトリシア・ライチャート(Patricia Reichardt)」)の灯りがついているのに気づいたマーシーが駆けつけ、ウォーターベッドの上で跳ね回るパティとスヌーピーを発見します(笑)。
 そしてもちろん、マーシーも巻き添えを食ってベッドの上でボヨンボヨン(笑)。
 ようやく抜け出したスヌーピーは、パティの家から家具がすっかり消えているのを見て、「ここにいても意味ないな」と家に帰りました(笑)。



 このほか、ウッドストックの“エレベーターごっこ”が大変印象的でした(大笑)。




 「ツル・コミック版スヌーピー」シリーズは、あははは、まだまだつづきます。


第30巻「そっと、おやすみ スヌーピー」
 前回から日をおかず、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で16回目となります。いつもお付き合いいただきありがとうございます(笑)。

SNOOPY30「そっと、おやすみ スヌーピー」 この写りの良い、だけでなくクリックすると大きくなる写真は(笑)、第30巻「そっと、おやすみ スヌーピー(Goodnight SNOOPY)」です。
 黒を基調にした表紙はめずらしいかもしれません。
 それよりも、どうやってベルトを締めたのか、気になりますね…(笑)。


 この巻の最初のページに、「ウッドストック」という名が初めて登場しています。
 「やっとあのマヌケ鳥の名前がわかったよ……信じられないだろうけど……ウッドストックっていうのさ!」とスヌーピーが言うのです。
 (どこからどうやって知ったのかはわかりません。)(笑)

 "wood"=「木」+"stock"=「蓄え」ですから、「木を集めて蓄える鳥」といったところでしょうね。
 「リーダーズ英和辞典第2版(KENKYUSHA'S ENGLISH-JAPANESE DICTIONARY FOR THE GENERAL READER SECOND EDITION)」(研究社)で「Woodstock」を引いたら、1番に「ウッドストック(SNOOPYの友だちの小鳥)」と書いてありました(笑)。


 スヌーピーが、チャーリー・ブラウンに飼われる前に住んでいたデイジーヒル子犬園から独立記念日の演説を依頼されます(笑)。
 ルーシーは「ウーマンリブ」について話せといい、ライナスは聖書の文言を話の枕に使えと助言します。
 (スヌーピーはどちらも却下しました。)(笑)
 記念日当日、スヌーピーは意気揚々と子犬園へ出かけますが、いざ演説しようとすると暴動が起こってしまいます。
 その様子をテレビで見て不安がるチャーリー・ブラウンとライナス。
 (テレビ放送されているとは…。)(大笑)

 しかし、帰宅したスヌーピーはウキウキして心ここにあらずといった様子。
 暴動のさなか、女の子ビーグルの手を握り、彼女に恋をしてしまったのです。
 デイジーヒル子犬園にもう一度行きたいのですが、チャーリー・ブラウンから外出許可が下りません(笑)。
 しょうがないから、長距離電話を掛けまくるスヌーピー…(笑)。


 ペパミント・パティがチャーリー・ブラウンに電話をよこします。彼女のチームの選手が一人足りないというのです。
 「つまりボクにはいってほしいんだね?」とチャーリーが訊くと、
 「ううん、グローブを貸してもらえないかと思って…」と答えるパティ(笑)。
 そんな扱いを受けたにもかかわらず、人のいいチャーリーはグローブを届けに町向こうへ出かけます。
 「彼女に自分で取りにこさせれば」とサリーが言うのも当然ですね(笑)。
 ルーシーも、「バカにされていると思わないの?」とチャーリーに呆れ顔です。

 グローブを借りたパティの友だちチボーは、試合が終わってもチャーリーにグローブを返そうとしません。二人より幼いのにひどく生意気です、チボー(笑)。
 ところが、チャーリーはチボーにグローブをあげてしまいました。チボーがチャーリーのプライドをくすぐるようなことを言ったからです。
 (というより、明らかにチャーリーが誤解して、一人で喜んでしまったからです…。)(笑)


 ルーシーがいつものようにシュレーダーのピアノに寄りかかり、
 「どうしてわたしに一度も花を送ってくれないの?」
 とたずねます。シュレーダーは、
 「キミがキライだから」
 といつもの返事をすると、ルーシーはこう返します。
 「花は気にしないわ(The flowers wouldn't care)」(笑)

 う~ん、すごく「おとな」の会話ですね。しゃれています。シュレーダーは表情を変えませんが、この二人の会話にはこうした大人っぽい雰囲気がときどき醸し出されて、シュレーダーも心の中ではルーシーとの会話を楽しんでいるんじゃないかな、って感じさせられます。


 スヌーピーが「世界的に有名な食料品店の売り子(The world famous grocery clerk)」に扮するエピソードがあります。
 ただ、このエピソードはあまり見かけた記憶がありません…(笑)。


 サリーは相変わらず学校が嫌いで、どうにかして勉強せずに済ませられないか、いつも考えています。
 学校へ行かなければならないとなると、いつもチャーリーを巻き込みます。朝から大声でチャーリーをたたき起こします。
 「きょうから学校よ!接続詞を暗記して!川の名前をいって!ロッカーの鍵の番号を忘れるな!!ベネズエラの首都はどこ?!」(笑)

 その一方で、
 「川も山も国境も見たことがないのに、どうしてそんなものを勉強しなければならないの?」
 と言ってチャーリーを困らせます。チャーリーは真面目だから、「確かに一理ある」なんて答えちゃうのですが、サリーの言うことはもっともであるものの、彼女の場合、あくまで勉強せずに済むための口実探しに過ぎないのですね(笑)。


 ライナスがルーシーにこう尋ねます。
 「生まれるのを待ってるひとりの美しくて利口な子が天国にいて、しかも両親がもう子どもはふたりで十分だって決めたら、いったいどうなる?」
 ルーシーはあきれて、直接の返答を避けますが、いま読み返すと、このライナスの問いって「リラン」の登場を予言しているんですね…(笑)。

 そのあとライナスは「大きくなったらボクえらい予言者になると思うな……深遠な真理を語るけどだれも耳を傾けない…」とチャーリー・ブラウンに話します。前のとつづけて読むと、ライナスの予言はたしかに的中しましたが、誰も耳を傾けなかったのもたしかなようです(笑)。



 このほか、スヌーピーが空港建設予定地の一部の地主だったことが判明しました(大笑)。




 「ツル・コミック版スヌーピー」シリーズは、あはは、まだまだつづきます。


第42巻「友情だよ!スヌーピー」
 つづけてツル・コミック版スヌーピーをアップいたします。
 今回が15回目です。いつもお読みいただきありがとうございます(笑)。できたら、実物もお読みいただけると、一連の文章も報われます(笑)。

SNOOPY42「友情だよ!スヌーピー」 この写りの良い写真は、第42巻「友情だよ!スヌーピー(It's Friendship, SNOOPY)」です。
 スヌーピーが引っかかれてボロボロになっている表紙です。
 かわいかったり、お茶目だったり、愛嬌たっぷりだったり、というスヌーピーの表情が表紙に使われることが多い中、このメタボロ・スヌーピーはインパクトがありますね(笑)。なかなか見ることができない類のスヌーピーだと思います。

 彼がメタメタのボロボロにいたる、一連のエピソードが冒頭にあります。
 スヌーピーはトルストイの「戦争と平和」を1日1語ずつ読み始めます(笑)。
 (このスヌーピーの行動、読んだときとても衝撃的でした。1日1語って、あの長い小説を読み終えるのに何日かかるのやら…。)(笑)
 ところが、すでに4語読んだ段階でウッドストックが最初から読んでくれとスヌーピーに頼みます。
 機嫌を悪くしたスヌーピーはウッドストックに怒鳴り散らし、ウッドストックは何日もスヌーピーのところにやってきません。
 心配し始めたスヌーピーにライナスが凶報を持って飛び込んできます。
 隣家の猫がウッドストックを捕まえたというのです!

 ご存じない方もいらっしゃると思いますので説明しますと、隣家の猫はスヌーピーといつも喧嘩している大型猫で、その体重は50ポンドとも100ポンドとも200ポンドとも言われています(笑)。
 (ご想像のとおり、この猫は登場したことがありません。)(笑)

 スヌーピーは盟友ウッドストックを助けるべく、犬小屋の屋根からダイビングします。カッコイイぞ、スヌーピー!(笑)

 猛喧嘩を繰り広げた(らしい)スヌーピー。
 しかし、ウッドストック救出作戦の顛末は…。
 (スヌーピーが手に持っているものをご覧下さい。)(笑)

 今回はライナスの勘違いでしたが、たしか、別の巻のエピソードで、ライナスもあの猫と戦ってメタメタにやられたことがあったような…(笑)。


 ルーシーがスヌーピーとペアを組んでフィギュアスケートの大会に出場するエピソードがあります。以前紹介した第51巻ではペパミント・パティのコーチをしていたスヌーピーですが、こちらではペアの相手です。
 ルーシーはホントはスヌーピーでなくシュレーダーと組みたかったのですが、シュレーダーがプレイしているのはフィギュアスケートでなくアイスホッケーでした。
 (そうでなくても、まず無理だったかと…。)(笑)
 スヌーピーはルーシーの相手を買って出たのですが、ルーシーが練習のため、朝5時に自分をたたき起こすのには閉口します(笑)。
 男女ペア(笑)のスケーティングでは、男子選手が女子選手を持ち上げる演技がありますが、スヌーピーには…(笑)。
 そして、いざ大会という段になって、スヌーピーは怖気づいて逃げ出してしまいます。
 (代役としてルーシーを待っていたのは、スヌーピーのいつもの相棒でした…。)(笑)


 チャーリー・ブラウンはときどき、どこまでが天然ボケでどこまでが確信犯なのかわからないような言動をすることがあります(笑)。
 彼はルーシーに向かって、赤毛の女の子についてこう話します。

 「あの赤毛の女の子のところへ行って話しかけることがどうしてもできないのさ…彼女はかわいい顔をしてて、かわいい顔見るとボクあがっちゃうんだ…」

 それを聞いたルーシーは怒鳴り声を上げます。

 「どうして私の顔見てあがらないの?」(笑)


 スヌーピーとウッドストックがアメリカンフットボールに興じるエピソードがありますが、この二人がアメフトをやっても、試合どころか、普通のプレーすらできません(笑)。
 ここからは、「鉄拳」ふうにお楽しみください(笑)。

 「こんなウッドストックはいやだー」


 「アメフトのボールが蹴れないー」(笑)

 「スヌーピーに踏んづけられるー」(笑)

 「踏んづけらないよう、空飛んじゃったー」(笑)

 「ボールに飛びついたら跳ね返されたー」(笑)

 「ロッカーの扉に頭を挟んで試合に出られなかったー」(笑)




 このほか、スヌーピーが水皿で釣りをしていたら、ライナスたちも釣り糸をたらし始めた話が印象的でした(大笑)。




 このシリーズは、あははは、まだまだつづきます。


第6巻「もーれつルーシー」
 前回から時間をおかず、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で14回目です。いつもお付き合いいただきありがとうございます(笑)。

SNOOPY6「もーれつ ルーシー」 この写りの良い写真は、第4巻「もーれつルーシー(TOMBOY LUCY)」です。ルーシーが怒鳴り、チャーリー・ブラウンが引っくり返る、お馴染みのポーズが表紙になっています(笑)。
 ルーシーの上に、
 「Selected Cartoon from YOU CAN DO IT CHARLIE BROWN VOL.Ⅱ」
 と書かれています。


 ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ツル・コミック版スヌーピーは38巻でいったん完結し、しばらくのちに39巻から60巻まで刊行されました。
 初期の全38巻の背表紙はオレンジ色です。古本屋で見かけました。
 巻数を表記するプラカードはルーシーが持っています。
 (38巻全部がそうなのかはわかりません。)

 39巻目以降の発刊に伴って背表紙がリニューアルされ、藍色で、スヌーピーが巻数のプラカードを持つデザインに変更されました。
 僕が持っているツル・コミック版スヌーピーはすべて藍色の背表紙です。書店で初めて見たときすでに全部そうでした。オレンジの背表紙のツル・コミックは、持っている人にとってステイタス・シンボルでしょうね(笑)。


 話を戻しますと、この巻は僕が持っている数少ない、「ルーシー」がタイトルの巻です(笑)。
 別に、ルーシーが嫌いなわけではなく、「スヌーピー」や「チャーリー・ブラウン」がタイトルに入っている巻を優先的に購入しようとした結果です(笑)。
 その証拠に、今思うと残念なことですが、僕は「ライナス」がタイトルとなった巻を1冊も所有していません(笑)。


 この巻の最初は、眼鏡をかけたライナスのエピソードです。
 チャーリー・ブラウンがライナスに、眼鏡をかけ始めたわけを訊きますが、チャーリー・ブラウンの質問が要領を得ず、ライナスは「よく見えるようにかけてる」と答えます(笑)。
 彼は眼鏡をかけたまま、草野球の対戦チームにスパイしに行きますが、彼が内偵してきたのは、「センターはおしゃべりな女の子、セカンドは投球もできない動物、ピッチャーは全然ダメな坊主頭の男の子」というチームでした…(笑)。
 (眼鏡、全然役に立っていないですね…。)(笑)

 眼鏡のライナスにはまだまだ災難が。
 ルーシーがライナスの毛布を凧にして飛ばしてしまったのです。
 (ルーシーは、凧の糸をつい手放してしまったような表情をしますが、確信犯でしょう。)(笑)
 ライナスは毛布を求めて新聞広告を打ちます(笑)。
 するとアメリカ中から「毛布を見た」という知らせが。
 やがて毛布はカリフォルニアを越え、太平洋へ(笑)。
 最後は、太平洋上に浮かんでいるところを航空救助隊によって救助されました。
 (良かったですね、毛布。)(笑)

 ところで、僕はライナスの毛布の色を「白」だと思っていたのですが、新聞広告の文面で「薄いブルー」と知りました(笑)。


 サリーが「幼稚園」へ行く日がやってきます。
 サリーは「ピーナッツ」の中でちゃんと成長しています(笑)。
 (かつてはハイハイしてました。)(笑)
 学校(幼稚園)に行きたくなくて、どうにかして逃げ出せないか、あの手この手を考え出すサリー。こういうことになるとすばらしく頭が冴えます(笑)。
 登校前日にはナーバスになりすぎ、ついにルーシーの精神分析に相談する始末。
 「どうしてかわからないけど、幼稚園が怖くてたまらない」とサリーが話すと、それを聞いたルーシーは「あなたは異常ないわ」と言って5セントを要求します(笑)。

 ルーシーはいつも的確ですね。子どもは学校へ行くことになっており、誰でも毎日かよっています。でも、学校が怖くて嫌いな子どももいるし、世間体や常識に当てはまらないからといって異常とはいえないのです。

 さて、あれほどいくのを嫌がっていた学校(幼稚園)で、サリーはとても楽しい時を過ごしたようです(笑)。
 しまいには、「親は幼稚園へ行きたがらない子供をチヤホヤしてはダメ。ウチからたたき出すべきよ!」と言い出します(笑)。

 ルーシーとサリーは「自己への確信」の点でよく似ていますが、ルーシーは、最初から自信を持っているがゆえに、それをゆるがせる出来事に遭遇すると、世界のほうを変えようとします。そのため、どうあがいても世界が自分の手で変えられないという現実に気づいたとき、落ち込むことがあります。
 それに対しサリーは、最初に自分がどうであったかを省みず、新しい認識を最初から持っていたかのように振る舞います(笑)。ルーシーよりずっと日和見的ですね。でも、その分順応性が高い(笑)。


 巻末の著作権表記を見ると、この巻に収録されているマンガは1962~63年に書かれた作品です。
 それで、のちにほとんど登場しなくなるバイオレットやパティ、フリーダがいくつかのエピソードに登場しています。フリーダは天然パーマの女の子です。
 (バイオレットとパティについては第2巻の文章をご参照ください。)
 3人ともチャーリー・ブラウンの野球チームのメンバーで、いつもチャーリー・ブラウンに文句ばかり言っています。
 それもしょうがないでしょうね。何せ、守備の時間が長いから…(笑)。



 このほか、雨の中、試合をするためにピッチャーマウンドに立って、チームメイトや相手チームのメンバーが来るのを待っているチャーリー・ブラウンのために、ライナスが即席で雨よけの屋根を作ってあげるエピソードが印象的でした(大笑)。




 このシリーズは、あはは、まだまだつづきます。


第2巻「しょぼくれチャーリー・ブラウン」
 つづいて、またまたツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました(笑)。
 今回で13回目となります。前回から間をおかずにお送りします(笑)。

SNOOPY2「しょぼくれチャーリー・ブラウン」 この写りの良い写真は、第2巻「しょぼくれチャーリー・ブラウン(GLOOMY Charlie Brown)」です。
 落ち込むチャーリー・ブラウンの表情が悲しげです。また野球で負けたんでしょうね…。
 といっても、明るく元気な表情のチャーリー・ブラウンを探すほうが難しい(笑)。それに、そんな表情があったとしても、表紙にはなかなか使われないです(笑)。
 (僕が所有するツル・コミック版スヌーピーの表紙のチャーリー・ブラウンは、全部、似たような表情をしています…。)(笑)


 巻末の著作権表記の年号を見ると、この巻に収録されているマンガは1955年から1961年に書かれた作品です。かなり古いですね。
 ルーシーが、まだとても幼いライナスに外の世界を教えるエピソードが目立ちます(笑)。
 もちろん、ルーシーのことですから、教える内容は知ったかぶりのデタラメばかり(笑)。
 それを聞いたチャーリー・ブラウンは、話があまりにくだらなく、ライナスが気の毒で胃が痛くなってしまいました(笑)。
 やがて、ライナスも胃が痛くなってきます(大笑)。


 読み返さなくても覚えていたのがこちらのエピソード。
 おまけが中に入っているスナック菓子ってありますよね。
 本来ならビー玉が一つ入っているはずでしたが、チャーリー・ブラウンが買ったスナックはそれと逆に、ビー玉が400個入っていて、スナック菓子は1個だけでした…(笑)。
 (読んだとき、ちょっとうらやましかった…。)(笑)


 多くの古いエピソードでは、バイオレット(ポニーテールの子)やパティ(ブロンドで蝶のリボンをつけている子)、そしてピッグ-ペンが多く登場しています。

 バイオレットとパティはしょっちゅうチャーリー・ブラウンの悪口を言っていますが、チャーリー本人と会話の応酬をすることがあまりありません。そのへんがちょっと不満ですね(笑)。
 また、この二人は本人のキャラクターを中心にすえたエピソードもありません。もっぱら、チャーリー・ブラウンのカウンターパートとしてのみ存在するキャラクターなのです。
 年を経るうちに、この二人が紙面から徐々に姿を消したのも当然なのかもしれません。

 ピッグ-ペンは身の回りをいつも汚くしがちな少年にとってアイドルでしたが(笑)、彼が登場するときは「汚い」ことをネタにした話にしか展開しませんでした。キャラクターに固有の特性を持たせすぎると、ストーリーを多面的に展開しにくくなるのでしょうね。
 「ピーナッツ」のキャラクターはみな、さまざまな性格的側面を持っています。チャーリー・ブラウンなら、自分をダメだと思い込む弱気な面もあれば、「赤毛の女の子」を想ってぼーっとしたり、ちょっとほめられて調子に乗ったり、サリーには優しい兄の顔を見せたり、草野球チームの監督として威厳のある態度を取ったりと、いろんな側面を総合してチャーリー・ブラウンという人物が作られています。ルーシーしかり、ライナスしかりです。
 その点で、ピッグ-ペンは発展させづらいキャラクターだったのかな、と感じます。

 この巻の最後のほうに、ピッグ-ペンが石鹸でこすってもこすっても体の汚れが落ちない、というマンガがあります(笑)。
 彼は「引き返し不能地点(point of no return)まできてしまった」と叫びますが、その表情は決して悲しそうではありません。
 このマンガが、彼の最後の登場シーンなのかどうかわかりませんが、そうだったとしてもおかしくないですね(笑)。
 "point of no return"を過ぎ、ピッグ-ペンはマンガのコマの黒いベタの中に消え去ってしまったのかもしれません…(笑)。



 そうそう、このころのスヌーピーはまだ四足です(笑)。
 (踊るときを除き。)(笑)



 このシリーズは、あはは、まだまだつづきます。


第45巻「とびだせ!ウッドストック」
 古本屋を覗くたびに探しているのですが、
 ( 買うかどうかはともかく。)(笑)
 一度も見かけたことがありません…


 さくらももこさん翻訳の「スヌーピー」(笑)。
 (集英社刊 全20巻。)

 ふしぎなものですね…。
 (お店の人、僕が来たのにあわせて隠しているのかしら…?)(笑)


SNOOPY45「とびだせ!ウッドストック」 さて、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で12回目です。
 初回は2月末でした(笑)。4か月半で12回と、大変なスローペースでお届けしています。

 この写りの良い写真は、第45巻「とびだせ!ウッドストック(Get Going! WOODSTOCK)」です。青い背景がすてきですが、月とかぶっているためか、ウッドストックが茶色くなっているのが残念です。
 (もっと黄色い鳥だったはずですね、ウッドストックは。)(笑)

 ウッドストックの名が書名になったのは、この巻が初めてです。
 その名のとおり、ウッドストックを中心としたエピソードが満載です。

 ペリカンの真似をするウッドストック、
 スヌーピーの小屋の中にある玉突き台で、スヌーピーに30回つづけて勝つウッドストック(笑)、
 歯列矯正中のウッドストック(笑)、
 テニスプレイヤーのウッドストック、
 (風が強いと飛ばされてしまう。)(笑)
 ラグビープレイヤーのウッドストック、
 (ラグビーボールに押しつぶされる。)(笑)
 鷹匠のスヌーピーの腕に止まりそこねるウッドストック(笑)、
 有刺鉄線のトゲの間ではなくトゲの上に止まってしまうウッドストック(笑)、
 スヌーピーの役立たずの秘書ウッドストック、
 (昼休みは長めに取る。)(笑)

 などなど、ウッドストック好きにはたまらない巻になっています(笑)。


 ライナスの発案で、日ごろ草野球チームの監督として献身的に働くチャーリー・ブラウンのために、謝恩晩餐会を開くことになります。
 ライナスはルーシーやシュレーダー、ペパミント・パティらに声をかけ、チャーリーに内緒で準備を進めます。ライナスはチャーリーが大好きな野球選手のジョー・シュラボニクに手紙を書き、講演を依頼します。
 何もかも準備が整ったとき、マーシーがとった率直な態度が、パーティーをぶち壊しに…(笑)。

 チャーリー・ブラウンがいい監督ではないと誰もがわかっていながら、謝恩晩餐会を開こうというのは偽善ではないのか?
 チャーリー・ブラウンについて、自分でも信じていないことを言おうとしているのは、チャーリー・ブラウンに対して誠実な態度だといえるか…?


 取りやめになったパーティーの主賓席で、チャーリー・ブラウンはこうつぶやきます。

 「偽善的な晩餐だって ボク楽しめたのに」(笑)


 切ないエピソードですが(笑)、チャーリー・ブラウンの労をねぎらうパーティーなら、チームが勝利してからのほうがまだ筋がとおりますね…(笑)。



 さて、そんなおり(かどうかわかりませんが、すぐあとに収録されています)、どうしても1点のほしいチャーリー・ブラウンに、ルーシーが「ホームランを打ったら何をくれる?」と尋ねます。
 内野の外へ打ったこともないルーシーがホームランなんて、とあきれるシュレーダーに、ルーシーは「ホームランを打ったら私にキスしてくれる?」と訊くと、シュレーダーは売り言葉に買い言葉でOKしてしまいます。
 ガゼンやる気を出したルーシーは、見事ホームラン!
 ショックに震えるシュレーダーですが、約束は約束と、ホームベースのところで唇を突き出してルーシーにキスしようと待ち構えます。
 ところがそれを断るルーシー。

 「もしこれがあなたにキスしてもらうただひとつの道なら ほっといて!(If that's the only way I'll ever get you to kiss me, forget it!)」

 そしてこれを「ウーマンリブの勝利」とほくそ笑むルーシー。
 いつもシュレーダーに甘い言葉や叶わない夢をささやいて、彼に冷たくあしらわれているルーシーの、これは数少ない勝利のエピソードです(笑)。


 こうして見ると、この年代は女の子の方がませていて、大人っぽいですね。
 それにルーシーは、人間関係で常に優位に立つための力学をよく知っています。
 シュレーダーのキスをもらってしまうと、シュレーダーはいっときの屈辱に耐えるだけで済みますが、キスを受けなければ彼はこの先ずっと負い目を感じつづけることになります。
 さすが、「精神分析」ブースを運営しているだけありますね(笑)。



 最後に、ウッドストックの巣に新聞が投げ込まれるというエピソードが印象的でした(大笑)。




 このシリーズはまだまだつづきます(笑)。
 もう少しペースアップするつもりです(笑)。


第41巻「ゆめみるスヌーピー」
SNOOPY41「ゆめみるスヌーピー」
 ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で11回目です。毎度お付き合いいただき、ありがとうございます(笑)。

 この写りの良い写真は、第41巻「ゆめみるスヌーピー(SNOOPY in Dreams)」です。ピンクの色使いが目を覚ましてくれますね(笑)。
 この表紙の場面の元絵は、この巻の53ページに収録されています。
 この巻はまた、僕の書棚の充実の40番台です(笑)。

 この巻には、4コマで完結しないエピソードが多く収録されています。2ページにまたがって、8~10コマ以上で完結するものです。
 その当時は知らなかったのですが、これは日曜版「Good Ol' Charlie Brown」から採録されたマンガであるようです。

 その中に、ウッドストックのキャラクターを紹介するマンガが何篇かあります。
 たとえばウッドストックは「落ち葉恐怖症」だったり(笑)、「歯列矯正」をしていたり(笑)、となっています。


 表紙に登場しているように、この巻ではペパミント・パティが大活躍します。
 彼女がチャーリー・ブラウンをカーニバルに誘うエピソードがあります。
 パティはいろんな男友だちをさんざん誘いましたが誰もつかまらず、仕方なしにチャーリー・ブラウンに電話をかけました。
 そういう誘われ方をして、チャーリー・ブラウンの心中は複雑でしょうが、彼はその気持ちをおもてに出しません。
 彼の気持ちに気づかないパティは、「もてない男の子をデートに誘ってあげた」とどこかエラソウです(笑)。
 その一方、お互いに楽しんでいるかどうか気になる様子。男の子に対して女の子っぽく振る舞うのに慣れていないのです。
 チャーリー・ブラウンはパティに風船を買ってあげたり、投げ矢のゲームのときにパティの手に触れたりします。
 ところが、せっかく二人のムードが良くなってきたのに、チャーリー・ブラウンはつい、例の「赤毛の女の子」の話をしてしまいます…。
 (ペパミント・パティはどこかへ姿を隠してしまいました…。)(笑)

 このすぐあとに、パティとマーシーがチャーリー・ブラウンとスヌーピーを誘って、「ハハ ハーマン」をして遊ぶエピソードがあります。
 この「ハハ ハーマン」って、いまだによくわかりません…(笑)。
 鬼が藪の中に隠れて「ハハ ハーマン」って叫び、ほかのメンバーが鬼を探すゲームらしいです。スヌーピーはこのゲームで3年間負けなしだそうです(笑)。
 鬼のチャーリー・ブラウンが隠れているところで、パティはマーシーに、チャーリー・ブラウンのことが好きなのではと指摘され、「あの退屈で優柔不断のチャックと恋に落ちる人間なんているの?」と言って、彼を傷つけてしまいます。
 (「ハハ ハーマン」は途中でやめざるをえませんでした…。)(笑)

 パティはチャーリーに、マヌケで優柔不断だといったことを謝りますが、チャーリーはまたぞろ赤毛の子の話を持ち出して、パティに怒られます(笑)。


 この二人、どっちもどっちですね…(笑)。
 でも、お互い、傷つけあって、言いたいことを言い合って、ちょっとずつ仲良くなっていきます。
 (90年代に至るまで、二人はずっとこの調子です。)(笑)

 初期のマンガを読むと、チャーリー・ブラウンにガールフレンドは見当たりません。彼はいつも「赤毛の女の子」に恋をしていますが、それがほんのちょっとでも報われることはありません。
 かわいそうなチャーリー・ブラウン――そんな彼のために、シュルツさんはペパミント・パティを登場させ、恋仲にさせたのかもしれませんね。


 ツル・コミック版スヌーピーは、発表順に収録されていません。
 カーニバルのエピソードと「ハハ ハーマン」のエピソードのどちらが先かわかりませんが、さらにこのあと、キャンプのエピソードがあります。
 その中でパティはすでにチャーリー・ブラウンとスヌーピーとは知り合っていますが、マーシーはこのとき二人と初対面です。このエピソードは明らかに「ハハ ハーマン」より前の出来事なので、せめてここだけでも順番に収録してほしかったですね(笑)。


 スヌーピーの小屋が火事で焼けた話は第34巻に出てきました。
 彼は火事でゴッホの絵を失いましたが、この第41巻でちらっと、その後に買った絵のことに触れられています。
 彼はその後、「アンドリュー・ワイエス」の絵を買ったようです…(笑)。


 最後に、ライナスが毛布を克服するため、スヌーピーに毛布を預けるエピソードがあります。
 ライナスは、自分から言い出したのに、やがて「毛布を返して」とスヌーピーに泣きつきます。
 スヌーピーはそんなライナスを無視し、毛布をスポーツコートにしてしまいました。
 しかも、ウッドストックの分と二着分(笑)。
 そして何と、ライナスは毛布を克服したのです!
 喜び勇んでおもてへ出て行ったライナスに近づくチャーリー・ブラウン。
 彼は毛布がなくて苦しんでいたライナスを見ていたたまれなくなり(飼い犬が毛布をダメにしちゃったわけですし)、毛布を買ってきてあげたのです…(笑)。

 良いことをしたつもりだったのに、ライナスに「また逆戻りだ」と怒鳴られ、恨まれたチャーリー・ブラウン。
 ルーシーの精神分析に行くと、「人類史上、『良いことをしていると思っていた』人々によってもたらされる害ほど大きな害はない」という返答が与えられます(笑)。
 この答えは深いですね…(笑)。



 このほか、泳ぎに来たチャーリー・ブラウンとペパミント・パティが、熱い駐車場を横切るときの表情が見ものでした(大笑)。




 このシリーズはまだまだつづきます(笑)。


第48巻「売れっこ作家 スヌーピー」
SNOOPY48「売れっこ作家 スヌーピー」
 「YOSAKOIソーラン」が始まってからほぼ毎日雨です。
 踊っている皆様、雨と寒さの中、ご苦労様です(笑)。
 明日(11日)が最終日です。最後まで気を抜かず、精一杯踊ってくださいね。
 僕はあまり興味がないので、桟敷席の売り上げに貢献することはできませんが、気が向いたら大通公園まで出かけるかもしれません。
 (出店で何か食べに。)(笑)


 さて、ツル・コミック版スヌーピーの時間がやってまいりました。
 今回で10回目となります。そうとうのスローペースですが、よろしくお付き合いください(笑)。

 この写りの良い写真は、第48巻「売れっこ作家 スヌーピー(SNOOPY's Love Story)」です。原色を使いまくった、スヌーピーのコミックらしい表紙だと思います(笑)。
 じっさいは、表紙は折れ、中はしみや汚れがついてしまっています。売り物にはなりませんね。
 (売らないけど。)(笑)


 スヌーピーはいつもいろんなキャラクターになりきりますが、今回は「作家」のエピソードが満載です。
 表紙にも出ているタイプライターで、彼は大変独特な小説やエッセイを書きまくります。
 しかし、いつも寄稿している雑誌の編集部からはナシのツブテ。
 「原稿料1000ドルお支払いいたします」の知らせに喜んだのもつかの間、「エイプリル・フール」でした…(笑)。

 ルーシーには散々バカにされるも、スヌーピーはあまり意に介さない様子。
 「こんなばかげた論文、見たこともないわ!(That's the dumbest thing ever written!)」
 とルーシーに言われたスヌーピーは、
 「またもや一番乗りさ!(Another first!)」
 とほくそえみます。
 これはルーシーの言った「dumbest」という最上級に反応したのでしょう。最上級なら、中身は何であれ「一番」ですからね(笑)。


 読み返すたび笑えるのが、こんなエピソード。
 スヌーピーは例のごとく、出版社から原稿に関する案内を受け取ります。
 「返信用封筒と切手が同封されていない原稿は返送しません」とあるのですが、スヌーピーは原稿をポストに投函します。
 「たぶん本気で言ってるわけじゃないだろ!」と勝手に考えて…(笑)。


 いつも落第すれすれの成績を取っているペパミント・パティ。
 今回も○×問題に非常に気合が入っています(笑)。
 ○(True)と×(False)に加え、「カモネ(Maybe)」も書き込む気合の入れよう(笑)。

 そんなにがんばったのに、彼女の成績は何と「Zマイナス」(大笑)。
 校長先生に抗議し、「Z」に上げてもらいました(笑)。
 (よかったですね。)(笑)

 この巻の中で、パティはスヌーピーが鼻の大きな男の子ではなく犬であることをようやく知ったとチャーリー・ブラウンに告白しています(笑)。
 この二人はかよっている学校が別で、パティはチャーリー・ブラウン(彼女流に言うと「チャック」)に何かにつけて電話しては愚痴を聞いてもらっています。
 (しかし、成績はいつまでたっても上がりません…。)(笑)


 最後に、サリーが校舎(School building)と話すエピソードがあります。
 学校制度の問題点や授業でのいやなこと――簡単に言えば、学校に行きたくないがための「屁理屈」を、サリーは校舎にぶつけます。
 そんな様子を見た周りの人は、サリーの頭がおかしくなったと思いかねませんが、じっさいに校長室に呼ばれ、話をさせられたのはチャーリー・ブラウンでした…(笑)。
 妹が校舎と話をしているとはいえない、気の優しいチャーリー・ブラウン。おかげで自分の頭がヘンだと思われてしまいました。

 話をして(一方的に、ではありますが)、心が通じ合ったサリーと校舎。
 サリーやチャーリーをバカにするルーシーに対し、校舎はレンガをお見舞いします(笑)。



 このほか、スピード狂の母親の自転車の後ろでいつも怯えるリランのエピソードなどが印象的でした(笑)。




 このシリーズはまだまだつづきます(笑)。

 僕の蔵書でもっとも充実しているのが、この巻を含めた「40番台」です。これまで第40・43・46巻、そして今回第48巻と紹介してきました。まだ登場しますのでご期待ください(笑)。








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